映画『キングダム』のBlu-ray&DVDが11月6日(水)にリリースされる。
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原秦久/集英社)。主人公の信(しん)役に山﨑賢人を迎え、嬴政(えいせい)役に吉沢亮、楊端和(ようたんわ)役に長澤まさみ、河了貂(かりょうてん)役に橋本環奈、将軍・王騎(おうき)役に大沢たかおが扮する。共演に本郷奏多、満島真之介、髙嶋政宏、要潤らが名を連ねる。監督を『いぬやしき』『BLEACH』などで知られる佐藤信介が務める。
豪華版は、本編ブルーレイと本編DVDに映像特典満載のブルーレイがついたプレミアムな3枚組セット。中国編と日本編合わせて約100分にも及ぶメイキング&インタビューほか、山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーによるビジュアルコメンタリーを収録。撮影時の裏話やキャストのお気に入りシーンなど秘蔵エピソードの数々が語られている。
さらに、原作者・原泰久と佐藤信介監督による対談インタビューを収録したブックレット、キャラクターブロマイドカード6種を収めた特製カードケース封入。外装は『キングダム』の壮大な世界観をイメージしたゴールドアウターケース&スチールブック仕様となる。
Blu-ray&DVDの発売決定に伴い、豪華版に封入の特典ディスクに収録される山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーによるビジュアルコメンタリーの収録レポートが到着。
本作への出演オファーを受けた時について、主人公・信役を演じた山﨑は「話を聞いた時は、『ヨッシャ!』という感じでした。 漫画の『キングダム』連載10周年の記念動画の時に原作は全部読んで、すごく好きになって思い入れもあったので、映画もできるんだという嬉しさがすごかったです」と振り返る。
吉沢は「原作は大ファンで読んでいたので、『キングダム』に標準をあわせて、どういうものが『キングダム』をやる上で必要なのかを逆算して考えたりしていました。すごくこの作品に懸けていたので、決まったときは相当テンションが上がりました!」と、当時の心境について語った。同じく原作の大ファンだったという橋本も「好きな原作の世界観に自分が入っていけることはこれ以上ない幸せです!」とコメント。
それぞれ出演のオファーが来た時の感想について語っている途中、本編の映像が信と漂が修行をするシーンになると、山﨑は「来た来た!修行シーン来たよ!」と大興奮。吉沢も一緒に「ここは相当熱かった!」と仲良く盛り上がり、橋本は2人のアクションに「ここかっこいいよね!本当にすごい!」と賛辞を送った。
続いて本編は、山﨑演じる信と吉沢演じる漂が死別するというシーンに。吉沢が「普通に見てて泣いた」とも語るように、信と漂が共に育った納屋で別れを迎えるという感動的なシーンとなっているが、吉沢が「普通に納屋の中にネズミいたよね(笑)」と、撮影時の衝撃の事実を明かし、山﨑も「いたね!仕込みじゃないやつね(笑)」と笑いながら当時を振り返った。
常に蓑を被って生活をしている河了貂役を演じた橋本は、衣装合わせを何度もしたそうで「一番最初に着たのは、めちゃくちゃ大きくて、小屋かと思いました(笑)」というエピソードを披露。佐藤監督も「僕もあれは心配になりました(笑)」と笑い、特徴的な衣装の制作秘話についても語られた。
また大沢たかおが演じる王騎が登場するシーンでは、松橋プロデューサーが「大沢さんに王騎を引き受けていただいて、感謝です。大沢さんくらいの格がある人にこのポジションに入っていただかないと映画が決まらないと思っていました」と大沢の存在感を絶賛。続けて、「大沢さんには何の予告もせずに、北島プロデューサーとお食事へお誘いしました。食事中はずっと関係ない話をして、全部食べ終わった後に“実はお願いしたい話があって...”と言って、口説き始めたんです」と大沢へ出演をオファーした際のことを明かすと、山崎らも感心した様子だった。
さらに、本編のアクションシーンでは、山﨑、吉沢、橋本の3人が何度も歓声をあげながらお互いを褒め合う場面も。終始ハイテンションで本編を楽しみながら、撮影現場のエピソードや自身の演技に込めた想いなどについて語る姿がビジュアルコメンタリーに収められている。
最後に、佐藤監督は「ブルーレイやDVDに収録されているメイキングを見ていただけると、舞台裏でどのようにしてこの作品が作られているかがよくわかると思います。本当に何度見ていても、撮影当時のこだわりや小さなエピソードが色々浮かんできて、今日は皆さんと話すことができて本当に楽しかったです。劇場で見てくださった皆さんも、細かいところをもう一度見て楽しんでいただける作品になっていると思います」とBlu-ray&DVDならではの楽しみ方をアピール。
山﨑が「本当に自分にとって特別な作品になりましたし、この『キングダム』がある時代に生まれて良かったと心から思います。たくさんの縁があって『キングダム』をやれたと思っているので、こんなにも熱くなれる作品に出会えたことが幸せなことです。見てくれた人たちと一緒に楽しんで、熱くなって、『キングダム』と一緒に生きていけたらなと思います」と力強くコメントし、ビジュアルコメンタリーの収録を締めくくった。
映画『キングダム』Blu-ray&DVDは11月6日(水)リリース・レンタル開始/10月9日(水)より順次デジタル先行配信
(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会