8月30日(金)公開の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』より、クエンティン・タランティーノ監督と主演のレオナルド・ディカプリオの緊急来日が決定した。
ディカプリオは、映画のプロモーションでは自身に念願のオスカーをもたらした『レヴェナント:蘇えりし者』の2016年3月以来、3年5ヶ月ぶり11度目の来日。タランティーノ監督は2013年2月の『ジャンゴ 繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日。そしてこの『ジャンゴ』ではかなわなかった、タランティーノ監督×レオナルド・ディカプリオの名コンビ揃っての初来日となる。
カンヌでのお披露目からスタートし、作品の舞台にもなっているLA、そしてヨーロッパに渡り、UK、ベルリン、ローマ、モスクワとプロモーションツアーに回ってきたタランティーノが、思い入れの強い作品のツアー最後の地に選んだのが日本。日本通で知られる監督の「ツアーの最後は日本で締めたい!」というたっての希望で今回の“タラレオ”2ショット日本初上陸が決定した。
ディカプリオは、タランティーノ監督について、「映画史だけでなく、音楽やテレビを含めこれだけの総合的な知識を持った人物は世界でも数少ないと思う。まるでコンピューターのデータベースにアクセスしてるみたいだ。その知識の泉は計り知れないし、どんどん湧き出てくる。」とその豊富な知識量と溢れ出る才能への信頼を語っている。
また、「この映画はある意味、自分たちのいるこの業界に対するラブ・ストーリーを描いてるんだと思う。この映画は監督の映画業界に対するラブレターでもあるし、敬愛する人たちへの感謝を表したものなんだと思う。僕にとってもそういった部分が色んな意味で一番感動した。監督にしてみたら原点回帰なのかな。他にどう言っていいのか分からないけど、幸運にも僕らが仕事をさせてもらってるこの業界に対するラブレターなんだと思う。」と本作への熱い思いを明かしている。
大の日本通で知られるタランティーノ監督。前回の来日では「ハロー、トウキョウ!日本はタラちゃんズホーム」と挨拶し、日本のファンを大熱狂させている。同じく親日家で、日本のアニメや漫画、映画などに関心を寄せていることで知られるディカプリオ。プライベートで来日し、デパ地下でお買い物をしていたりお花見を楽しむ姿も目撃されているだけに、日本の夏をどう楽しむのか注目される。2人は26日(月)に都内某所で行われる記者会見やジャパン・プレミアに参加する予定だ。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国公開