北村匠海「雪駄で“天才”と書かれたトレーナーを着て…」、『影踏み』山崎まさよしとの初対面を回想

映画『影踏み』全国公開記念舞台挨拶が16日、都内・テアトル新宿にて行われ、山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、監督の篠原哲雄が登壇した。

「64-ロクヨン-」「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫の同名小説を映画化。単なる空き巣とは異なり、深夜に寝静まった民家に侵入し盗みを働く泥棒(通称:ノビ師)。その忍び込みの技術の巧みさ故に、警察から“ノビカベ”とあだ名されるほどのすご腕のノビ師・真壁修一は、ある深夜、県議会職員宅に忍び込み、偶然放火殺人未遂を目撃する。この事件をきっかけに、真壁がずっと心の奥底に押し込めていた20年前の事件の記憶が呼び醒まされ、彼を取り巻く運命の歯車が動き出す。山崎まさよしが約14年ぶりに長編映画の主演を務めるほか、北村匠海、尾野真千子、滝藤賢一、中尾明慶、大竹しのぶらが出演する。

山崎は本作が先日の群馬先行公開に続き、ようやく全国公開を迎えたことに「やはり、不祥事だけは避けたいなと思いました(笑)何があるかわからないじゃないですか!警察の厄介にならないようにと気を付けていましたね。キャストの皆さんにも何事もなく嬉しく思います」と山崎節全開のコメントで会場が大きな笑いで包まれた。

共演の北村は「宣伝活動も大変で、自分の演じた役の設定をネタバレせずに話すことが難しくて、取材時も答えることが出来なかったんです。撮影当時から約1年半経過していて、2歳も年を重ねているので、やっと公開を迎えることのできた嬉しさと寂しさがあります」と本作のプロモーション時の苦労を吐露。篠原監督も「23年前に『月とキャベツ』でミュージシャン役の山ちゃんが本作では泥棒役ということで、山ちゃんの新しい魅力を見つけられたと思います」とコメントした。

本作が初共演だという山崎、北村、尾野はお互いの印象を聞かれ、山崎は「匠海くんとは本読みで初顔合わせしたんですよ。そうしたら台本をコンビニの袋に入れて、格好も半ズボンで形に捉われない破天荒な一面を見せてくる子なのかなって思ったんです。でも撮影に入ると気を遣ってくれて、役と同じで弟に徹してくれて、フランクで打ち解け易かったです。尾野さんは映画やドラマでご一緒してたんですけど、こんなに面白い人だとは思わなかった!お2人とご一緒できて楽しかったです」と共演した北村、尾野への感謝を述べた。

それに対して北村は「本読みの時の服装は間違えました、、雪駄で“天才”と書かれたトレーナーを着ていて最悪でしたね、、20歳のあの時は反骨精神があったのかな(笑)それでもお2人が現場でも優しく、フランクに接していただいたので楽しかったです!尾野さんはとても良い意味ですごくパワフルです!」とコメント。すると尾野は「緊張したままだとお芝居が出来ないのでひたすら喋っていたいんです。山崎さんは関西の人だし盛り上げてくれるかなと思ったんですけど、寡黙で真面目なんですよね(笑)匠海君20歳だからやんちゃ感があるかなと思っていたら喋るときのトーンが低いんですよ(笑)それでも話していくと楽しくなって仲良くなりましたね!」と撮影から公開を迎えるまでの時間を共にしてきた息の合ったトークを披露し会場を盛り上げた。

そして、イベントは終盤となり映画の大ヒットを祈願し群馬名物“高崎ダルマ”が登場。本作の公開を記念して用意された“高崎ダルマ”の顔は主演の山崎の似顔絵となっており、登壇者を代表し山崎がダルマの目入れをすると墨が滴ってしまうハプニングが起こるも、山崎、北村の「ラストシーンの涙が流れるシーンを再現したんです!」と臨機応変な対応を見せ会場をさらに盛り上げた。最後に山崎は「本作は最高のキャスト・監督・原作者・スタッフと一生懸命作りました。この映画はネタバレしてても楽しめる映画だと思いますので、この映画を愛してやってください」と挨拶しイベントは終了した。

映画『影踏み』は全国公開中

(C)2019「影踏み」製作委員会

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作品情報

影踏み

影踏み

4.3
2019/11/15(金) 公開
出演
山崎まさよし/尾野真千子/北村匠海/鶴見辰吾/滝藤賢一/中村ゆり/中尾明慶/下條アトム/根岸季衣/大竹しのぶ/竹原ピストル ほか
監督
監督:篠原哲雄/原作:横山秀夫