ちすん、福本愛菜も野村萬斎主演作「スキャナー」参加

現代劇初挑戦の野村萬斎が主演する『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの主人公・千石(野村)と、元相棒の丸山(宮迫博之)のコンビが事件に挑むサスペンスに、ちすん、元NMB48・福本愛菜の美女二人が新たに参加し華を添えている。

ちすんさん&福本さん物語は、行方不明となった音楽教師の沢村雪絵(木村文乃)を探すべく、教え子(杉咲花)の依頼によって、かつて人気お笑いコンビで活躍した元「マイティーズ」の仙石と丸山はその行方を捜し始めるという内容。

『のぼうの城』『風に立つライオン』など人気作品に出演する実力派女優・ちすんは、沢村雪絵の同僚役。行方不明となった同僚を心配する一方で、仙石たちを見て、「インチキに決まってる」と冷たく言い放つ、どこか妖艶さを持った音楽教師を演じ、「とてもミステリアスな存在なので難しそうだけど “凛とした女性”“なんだか不思議な女性”に映っているといい」と語っている。

一方、元NMB48で、卒業後は吉本新喜劇の研究生としてなんばグランド花月の舞台などで活躍する福本愛菜は、「マイティーズ」がかつて所属した芸能事務所で“秋葉原系プチプリアイドル“として活動する傍ら事務員もする女性役。「念願の映画初出演ということで、すごく気合いも入ってました!演技をすることの楽しさを改めて感じ、周りの方々から刺激を受けながら撮影できました!」と語り、映画初出演とは思えない自然体の演技を披露しているという。

脚本は『キサラギ』『探偵はBARにいる』などひねりの利いたドラマでヒット作を生む人気脚本家・古沢良太の渾身の書き下ろしで、監督が劇場版『デスノート』シリーズを手掛けた金子修介だけに、早くも来年公開への期待が膨らむ作品だ。

2016年GW全国ロードショー
(C)2016「スキャナー」製作委員会

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