映画『仮面病棟』ジャパンプレミアが17日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、大谷亮平、高嶋政伸、木村ひさし監督が登壇した。
ピエロ面の凶悪犯が身元不明の64名の入院患者と職員を監禁。一日限りの当直を代わった医師・速水秀悟が、凶悪犯に撃たれ傷を負った女子大生・川崎瞳とともに、病院の不可解な異変を解明し脱出を試みるさまが描かれる本作。主演の坂口健太郎、ヒロインの永野芽郁、共演の内田理央、大谷亮平、高嶋政伸、そして木村ひさし監督が揃って、本編にも登場する“ピエロの仮面”をつけて登壇。
ハラハラドキドキの謎解き体感ミステリーである本編について、坂口は「(完成した作品を観て)一番最初に“良かったな”と思いました。それは、今回ずっと病院をお借りして密室の中で撮影していたこともあって、精神的にもとっても大変だったから。後半にかけて振り絞って役を演じていたので、『頑張った甲斐があったな』という思いが観てすぐに感じることができました」とコメント。
永野も、作品を観て「展開が早いなと思いました。『え?2時間ってこんなに早かったっけ?』と思うくらい、あっという間でした!」と明かし、「ミステリーというジャンルにあまり触れてこなかったのですが、『ミステリーって面白いんだ!』と、自分の中で新たな発見がありました」と笑みをこぼした。
本作が“嘘を見破るストーリー”ということから、永野がウソ発見器を用いて坂口をはじめキャスト陣のウソを暴くトークセッションも。中でも、永野が「ズバリ!『仮面病棟』のピエロは私である」と聞かれ、「いいえ」と答える坂口だが、ウソ発見器のメーターが上下に思いっきり振り切ってしまう。
坂口は「ウソでしょ!?これホント!?振れ方が尋常じゃない!」と動揺を隠しきれない様子。永野も「えっえっ…すごいことに!」と驚愕しきりだった。その様子に、MCから「ウソ発見器、ドッキリで仕掛けかせていただきました」「スタッフが操作していました」と説明があると、坂口は「なんだ〜!!びっくりした〜!」とホッとした表情をのぞかせていた。
映画『仮面病棟』3月6日(金)公開
シリーズ累計発行部数85万部を超える知念実希人のベストセラーを、「99.9 -刑事専門弁護士-」『屍人荘の殺人』などで知られる木村ひさし監督が映画化した本作。ピエロ面の凶悪犯が身元不明の64名の入院患者と職員を監禁。一日限りの当直を代わった医師・速水秀悟が、凶悪犯に撃たれ傷を負った女子大生・川崎瞳とともに、病院の不可解な異変を解明し脱出を試みるさまが描かれる。
主人公の医師・速水秀悟役に、映画単独初主演となる坂口健太郎。傷を負った女子大生・川崎瞳役に永野芽郁が扮するほか、警察への通報を頑なに拒む田所院長役に高嶋政伸、院長と共に何かをひた隠す怪しい看護師役に内田理央、江口のりこの2人。事件当日に突如、坂口扮する速水に当直医の担当変更を依頼した医師・小堺司役を大谷亮平が演じる。
映画『仮面病棟』は3月6日(金)より全国公開
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