10月31日は年に一度の ハロウィン ！怖すぎて一人では観られないホラーから、大勢で観るとより楽しめるコメディまで、みんなが集まるハロウィンだからこそのおすすめ映画をご紹介します。
■ハロウィン （1978）
──“絶叫”しながら盛り上がるホラー映画の醍醐味
ハロウィンの夜に襲いかかる伝説の殺人鬼“ブギーマン”の恐怖を味わうホラーの名作。
ハロウィン前夜、6歳の時に実の姉を殺害したマイケル（トニー・モラン）は精神病院を脱走し、闇の中へ消えていった。ハロウィン当日、マイケルの故郷ハドンフィールドに白塗りのデスマスクを被った男が現れる。そして、一人また一人と若者がデスマスクの男に襲われ、殺されていった。その頃、マイケルの担当医ルーミス（ドナルド・プレザンス）もハドンフィールドに向かっていた……。
数あるホラー映画の原点とも言える名作で、タイトル通りハロウィンの夜が舞台。本作から生まれた不気味なマスク姿の伝説の殺人鬼“ブギーマン”が、背後から忍び寄ってくる恐怖に思わず絶叫せずにはいられない。
■エルム街の悪夢 （1984）
──結末を見届けるまでは怖すぎて眠れない
夢の中に現れ、鋭い爪で人々を襲う殺人鬼“フレディ”との対決を描いたホラー。
高校生のティナ（アマンダ・ワイス）は、鋼鉄の爪を持った殺人鬼の悪夢に悩まされるようになる。やがて、ティナの親友ナンシー（ヘザー・ランゲンカンプ）とナンシーの彼氏グレン（ジョニー・デップ）も同じ殺人鬼の夢を見ていることが発覚。ある日、ティナが無残な姿で死んでいるのを、隣で眠っていた彼氏のロッド（ニック・コッリ）が発見する。悪夢から解放されるため、ナンシーは夢の中の殺人鬼と対決することを決意する……。
夢の中で起こることが現実になるという逃れられない恐怖。良い夢ならまだしも出てくるのは正体不明の殺人鬼。眠れなくなりそうなほど怖い映画を観たあとは、思い切り盛り上がって恐怖を吹き飛ばすのが一番。
■スペル（2009）
── 一人では耐えられない緊迫感と恐怖の連続
たった一度の不親切が招いた老婆の呪いが、平凡な日常を地獄の日々へと変える恐怖の物語。
銀行のローンデスクで働くクリスティン・ブラウン（アリソン・ローマン）。昇進を焦る彼女は、ある日ローンの延長を必死に懇願する老婆の申し入れをきっぱりと断る。その瞬間、老婆の態度が豹変して彼女に襲いかかろうとし、その場は一時騒然となった。その夜、仕事を終えたクリスティンは待ち伏せしていた老婆から、不気味な呪文（スペル）を浴びせられる。翌日から、クリスティンは恐ろしい怪現象に襲われ始める……。
“スプラッター・ホラーの帝王”と呼ばれるサム・ライミ監督による恐怖描写は、他のホラー映画にはない衝撃の連続。老婆にかけらた呪いを解くためのタイムリミットが迫る、手に汗握る緊迫感は一人で観るには怖すぎる!?
■ビートルジュース （1988）
──奇想天外だけど思い切り笑えるホラー・コメディ
地縛霊の夫婦と“追い出し屋”が巻き起こす、抱腹絶倒の大騒動。
ある日、事故で突然死んだ若い夫婦アダム（アレック・ボールドウィン）とバーバラ（ジーナ・デイヴィス）は幽霊になってしまう。かつて住んでいた家に、ニューヨークから越してきた成金一家を追いだそうと脅かすが、まるで効果がなかった。ある日、幽霊の存在に気付いた一家の父は怖がるどころか幽霊博物館を作って金儲けを計画する。そこで、人間を追い出す仕事をしているという“ビートルジュース”（マイケル・キートン）を呼び出すが……。
主人公が幽霊というホラーのような要素もありつつ、ブラックユーモアの効いたコメディで笑いながら楽しめる。さらにティム・バートン監督ならではの手創り感のある世界観がハロウィンにもぴったり。
■ゴーストバスターズ （1984）
──お化け退治に友情、ロマンスと盛りだくさんのコメディ
お化けは出てくるけど怖くないどころか、笑って泣けるSFコメディ。
超常現象の研究をしていた教授3人（ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス）は、大学をクビになったことから幽霊退治を開業する。一人目のお客ダナ（シガーニー・ウィーヴァー）から依頼を受け、見事に幽霊を退治したことで彼らの名前は一躍有名に。しかし、冷蔵庫で眠っていた幽霊に襲われたダナはザ・ゲートキーパーと呼ばれる幽霊ズールに変身してしまい、さらにタンクの爆発により保存されていた幽霊たちが飛び出し、ニューヨークの街は混乱状態に……。
性格の違う3人が繰り広げる幽霊をめぐるドタバタ劇が面白い。出てくる幽霊たちも愛嬌があったり、おなじみのテーマ曲が聞こえるだけでも気分が高まります。
■ナイトメアー・ビフォア・クリスマス （1993)）
──ミュージカル・コメディで楽しい気分に
クリスマスに憧れるハロウィン・タウンの住人の奮闘を描くファンタジー・ミュージカル。
ハロウィン・タウンに暮らすカボチャ大王ジャック・スケリントン（声：クリス・サランドン）は、来る日も来る日も来る日もハロウィンの準備をする日々に嫌気がさしていた。ある日、親友の幽霊犬と偶然クリスマス・タウンに迷い込む。初めて見るクリスマスの光景に魅せられたジャックは、ハロウィン・タウンに戻り、早速クリスマスを再現しようとするが……。
魅力的なキャラクターたちのアニメーションが賑やかで楽しい。ミュージカル仕立ての本作は胸躍る楽曲も満載。映画に登場するハロウィン・タウンのみんなと一緒に盛り上がれること間違いなし。
以上、ハロウィンをみんなで楽しむおすすめ映画6選でした！最後までお読みいただきありがとうございました。気になった作品があったら、是非、映画ランドでチェックしてみてください♪
