映画『さらば あぶない刑事』舘ひろし、10年ぶり“あぶデカファミリー”集結に「エネルギーを今でも感じる」

映画『さらば あぶない刑事』レッドカーペット&完成披露舞台挨拶が12日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われた。ファン1000人を前に、主演の舘ひろし、柴田恭兵をはじめ、浅野温子、仲村トオルら総勢12名の豪華キャストが集結した。

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1986年のテレビドラマ放映開始から30年、2005年の劇場版最新作から11年の時を経て復活。劇場版第7作目となる本作は、定年退職まであと5日となったタカ&ユージが、横浜を牛耳ろうとする凶悪な中南米マフィアに立ち向かっていく、命を賭けた壮絶な戦いを描く。

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寒空の中、ファンに「タカ!」「ユージ!」などと大歓声で迎えられ、ファン1000人を熱狂させた“あぶデカ”ファミリー。女性に優しく悪を許さぬタカこと鷹山敏樹を演じる舘は「10年ぶりの作品。自分としては原点回帰をしようと思い、脚本の段階から携わってきました。こうしてキャストのみんな、港署のみんなが集まると、(当時の)エネルギーを今でも感じます」とにっこり。

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ユージこと大下勇次を演じる柴田は「この映画は、皆さんのたくさんの想いがあったからこそ。本当に楽しかったです」と感謝を伝えた。また「本当は70を過ぎてからやりたいと思っていたんです」と明かし、「そうしたら舘さんがセリフを覚えられなくても、僕が走れなくても言い訳ができる。ただ今回は、舘さんはセリフを覚えられたし、僕も走れました」と撮影を振り返った。

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「シリーズが始まった頃、僕は20歳だった」という仲村は「30年後にまた同じ役をやるとは思ってなかった。何度か『あぶない刑事』のラストがありましたが、今度こそ最後だということで、寂しさや切なさがあります」とコメントし、「皆さんが応援していただけると、奇跡が起こるんじゃないかな」と続編に期待を込めた。

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伝統ある作品のラストを飾る本作に出演を果たした菜々緒は「鷹山さんのフィアンセを私なんかで良いのかなって毎回思うくらい、プレッシャーと不安と、色々な気持ちが入り混じったまま撮影に入らせて頂いた」と告白。「素晴らしい最強のバディの間に入ってお芝居できたことが、今までにない誇りで光栄なことだなと思います」と笑顔をみせた。

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最後に柴田は「絶対にヒットすると自信はある。ただ、万が一ということもある(笑)ぜひ観てください」とアピール。舘も「いい作品が出来たなと本当に思います。かかわった俳優さん、スタッフの皆さん、そしてここにいる皆さんに心から感謝したい」と深々とお辞儀をした。

 

映画『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より全国公開

 

【CREDIT】

監督:村川透

出演:舘ひろし/柴田恭兵/浅野温子/仲村トオル/吉川晃司/菜々緒/木の実ナナ/小林稔待/ベンガル/夕輝壽太/吉沢亮/入江甚儀 他

©2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

 

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