『モヒカン故郷に帰る』松田龍平の“デス声”を沖田修一監督がベタ褒め「絶対に面白くなると確信した」

映画『モヒカン故郷に帰る』が3月26日より全国公開される。この度、メガホンを取った『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が、松田龍平扮するモヒカン頭の売れないバンドマン・永吉率いるデスメタルバンド「断末魔」のライブシーン撮影時のエピソードを語った。さらに、監督が書き下ろしたオリジナルソングのMVも到着した。

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本作は、結婚報告を機に7年ぶりに故郷・広島に帰省した、モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン・永吉が、ガンが発覚した頑固親父の願いを叶えるべく奮闘する悲喜こもごも溢れるホームドラマ。

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広島市内のライブハウスで撮影を敢行した「断末魔」のライブシーン。撮影時、松田はスタッフや監督の期待をはるかに上回る最高のパフォーマンスで観客役のエキストラ達を熱狂させていたという沖田監督。松田のデスメタルっぷりに「まさに思い描いていた永吉。松田さんのパフォーマンスを見た瞬間に、この映画は絶対に面白くなるって確信しました」と大絶賛。さらに松田とともに「“デス声”を研究して臨んだ」といい、「デス声の出し方というのがあって(笑)。劇中でも下手な出し方を続けていると声を潰してしまうって出ていて、かなり練習してもらいました。映画の中でもちょっと出てきますが、デス声でドレミファソを言うんです」と解説。ライブシーン撮影の前日には、広島のホテル中に松田の“デス声”が響いていたという。

「断末魔」の曲は沖田監督のオリジナルソング。音楽を担当する池永正二が「あらかじめ決められた恋人たちへ」というバンド名で活動しており、3月9日に発売されるアルバム『After dance / Before sunrise』に収録されている「gone feat.曽我部恵一」のMVを沖田監督が手掛けている。同MVは、沖田監督作『滝を見にいく』にも出演した荻野百合子が出演しており、大勢の「PTAダンサーズ」によるダンスシーンがじわじわ来る、味わい深い仕上がりとなっている。

映画『モヒカン故郷に帰る』は3月26日(土)より広島先行公開、4月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー

【CREDIT】
監督・脚本:沖田修一『南極料理人』『横道世之介』
出演:松田龍平/柄本明/前田敦子/もたいまさこ/千葉雄大
配給:テアトル新宿
公式サイト:mohican-movie.jp

©2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会

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