瀬戸内寂聴原作の同名小説を村川絵梨主演で映画化した『花芯』が8月6日より全国公開される。この度、予告編&ポスタービジュアルが解禁となった。
原作は、新進作家として瀬戸内寂聴がまだ瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、1957年の発表当時批評家から「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた鮮烈な恋愛文学。親が決めた許婚と結婚し、息子を儲けていた女性が、真実の愛を求めてさまようさまを描く。主人公・園子をNHK連続テレビ小説「風のハルカ」の村川絵梨が体当たりで熱演し、夫・雨宮を林遣都が、不倫相手の越智を安藤政信が演じる。
予告編では、「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ―」という安藤扮する越智の官能的な台詞から始まり、園子が安定した家庭を離れ、愛人・越智との底の見えない愛の関係にどっぶり浸かる様子が垣間見える。2人の関係がどう展開していくのか想像をかきたてる予告編に。
映画『花芯』R15＋は8月6日よりテアトル新宿ほか全国公開
【CREDIT】
原作：『花芯』瀬戸内寂聴著（講談社文庫刊）
監督：安藤尋 脚本：黒沢久子
出演：村川絵梨、林遣都、安藤政信／毬谷友子
配給：クロックワークス
(C)2016「花芯」製作委員会
