『セトウツミ』メイキング画像、 池松壮亮×菅田将暉に監督・大森立嗣「漫才にしないでガチで芝居をして欲しい」

シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを、池松壮亮×菅田将暉のW主演で映画化した『セトウツミ』が7月2日より全国公開される。この度、撮影の舞台裏に迫ったメイキング画像が到着した。

セトウツミ

池松演じるクールな塾通いの「内海」と、菅田扮する天然な元サッカー部の「瀬戸」の名前をとったタイトル『セトウツミ』は、ケンカもない。部活もしない。壁ドンもしない。ただ喋るだけの“放課後無駄話”を描く青春ドラマ。瀬戸が想いを寄せるヒロイン樫村を人気急上昇中の中条あやみが演じるほか、宇野祥平、鈴木卓爾、岡山天音、成田瑛基、奥村勲、笠久美、牧口元美ら個性派な面々が脇を固める。監督は『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣が務める。

セトウツミ
セトウツミ

撮り下ろしショートムービー「けん玉」「タイミング」「スタンディングオベーション」で大きな話題を集めた本作。今回解禁されたメイキング画像は、白シャツを着た池松と菅田が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ラフな私服に身を包んだ2人の夜シーン、監督とスタッフが台本を読みあわせて入念に段取りを確認する姿など。

セトウツミ
セトウツミ

10月上旬の10日間という短い期間で行われた撮影。大森監督から池松と菅田に「漫才にしないでガチで芝居をして欲しい」という言葉が向けられたという。この言葉が本作の世界観を形づくるキーワードとなり、「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、そのつど考えてリアクションするように」と説く大森監督のねらいが功を奏し、絶妙な芝居が形成された。

セトウツミ

クールな内海を演じた池松は「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とコメントしている。

映画『 セトウツミ 』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

【CREDIT】
監督:大森立嗣
原作:此元和津也 (秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
出演:池松壮亮/菅田将暉/中条あやみ/鈴木卓爾 /成田瑛基/岡山天音/奥村 勲/笠 久美/牧口元美/宇野祥平
製作・配給:ブロードメディア・スタジオ
公式サイト:www.setoutsumi.com

©此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 ©2016映画「セトウツミ」製作委員会

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