映画『サブイボマスク』初日舞台挨拶が11日、都内・新宿バルト9にて行われた。この日、主演のファンキー加藤をはじめ、小池徹平、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、いとうあさこ、小林龍二(DISH//)、泉谷しげる、門馬直人監督、脚本の一雫ライオンら豪華キャストが出席した。
本作は、消滅寸前のド田舎を舞台に「ウザイ・サムイ・空気ヨメナイ」と三拍子揃った熱血バカ・甚平春雄が、謎のシンガー・サブイボマスクとして“町おこし”ならぬ“人おこし”を行うハートフルコメディ。
先日、W不倫報道で世間を騒がせたファンキー加藤は、開始早々「この度はお騒がせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と深々と謝罪。一方、サッカー日本代表/インテルに所属する長友佑都との熱愛報道で、世間に“アモーレ旋風”を巻き起こした平。「アモーレ!」と歓迎される中、「この度は、(劇中で)元カレの加藤が申し訳ございませんでした」と粋な計らいで会場を沸かせ、泉谷も「相棒がスキャンダルにまみれて、それを救ってあげようかなと!一緒に飯食った仲間ですから、大変な目にあっても、もっと大変な目にあえばいい!でも守ってあげるから!」と泉谷節で迎え入れ、ファンキー加藤を笑顔にさせていた。
“熱血バカ”が主役の本作に、「熱血エピソード」を聞かれたキャスト陣。ファンキー加藤は「やっぱりライブする時は結構暑くなりがち。今回春雄を演じさせていただいて、もっともっと“熱血漢”になりたいなと思った。僕の理想像そのままだったので、これから10年20年先、こういう男になりたいなと思ってます」とコメント。小池はそんなファンキー加藤との初共演に「ほんとに全力で。歌うシーンにしても、(撮影中)昼間っから暗くなるまで全力で歌っていたので、ほんとにすごいなと思いました。普通なら気を抜いちゃう場面でも、常に全力な加藤さんに(胸を)打たれましたね」と絶賛した。
トークは平の天然エピソードの話題に。ファンキー加藤は「ハモが有名なところで撮影してて、それをずっと“カモ”と間違えてて。みんなでハモ食べに行った時に『これ鶏肉だよね!?』って言ってました」とお茶目な一面を明かし、小池も「『二階堂』ってお酒をずっと“こかいどう”って呼んでました(笑)」と話していた。
イベントでは、昨日46歳の誕生日を迎えたいとうと、6月19日に52歳の誕生日を迎える温水に花束のプレゼントが。いとうは「なんか引退するみたい(笑)マライア・キャリーと同い年です」と喜び、温水も「キアヌ・リーブスとかニコラス・ケイジと(年齢が)一緒なので」と笑顔を見せていた。
舞台挨拶が終了しても「加藤さーん!」「元気だしてー!」「頑張って!」などとファンからの歓声が鳴り止まず、それに対しキャスト陣を最後まで見送り、一人舞台上に残ったファンキー加藤はお辞儀をして手を振って歓声に応えていた。
映画『サブイボマスク』は6月11日より全国公開
【CREDIT】
監督:門馬直人
出演:ファンキー加藤、小池徹平、平愛梨、温水洋一、小林龍二(DISH//)、泉谷しげる
配給:東映 公式サイト:sabuibomask.com
©サブイボマスク製作委員会