M・ファスベンダー×A・ヴィキャンデル初共演作が9月全米公開、海で出会った養子と夫婦の愛の形を描く

2016年7月11日

アカデミー賞助演男優賞ノミネートのマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』でアカデミー賞を助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル初共演作『The Light Between Oceans(原題)』の海外トレーラーが公開された。

映画の舞台は第1次世界大戦後のオーストラリア。そこでは灯台守のトム・シェルボーン（マイケル・ファスベンダー）とその妻イザベルが幸せに暮らしていた。トムとイザベルは子どもを授かることを切望していたが、イザベルの流産後すべての希望を失ってしまっていた。

だが、ある日海に流されるボートに乗った女の子の赤ん坊を彼らは助け出す。2人はその子をルーシーと名付け、彼らの子として養子にしたのである。幸せな日々が何年も続いたが、トムとイザベルは本土を訪れた際に、夫と子を海で失った未亡人のハンナ・ローエンフェルド（レイチェル・ワイズ）と出会う。すぐにトムはルーシーがハンナの子であると悟り、ハンナに返すべきだと考えるがイザベルは幸せな家庭が離ればなれになってしまうのを頑なに拒絶するのだった。

監督は『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』のデレク・シアンフランス。『The Light Between Oceans(原題)』は、M.L.ステッドマン原作の2012年の同名のベストセラー小説『海を照らす光』に基づいた映画である。