大竹しのぶ主演 『後妻業の女』がコミカライズ化、「星守る犬」の漫画家・村上たかしが手掛ける

直木賞作家・黒川博行の「後妻業」を原作に、大竹しのぶ主演で映画化した『後妻業の女』が8月27日より全国公開される。この度、「星守る犬」などで知られる漫画家・村上たかしが初の映画コミカライズを手掛け、8月20日よりビッグコミックオリジナル(小学館) にて漫画連載されることが決定した。

後妻業の女

直木賞作家・黒川博行の「後妻業」を映画化した本作は、資産を持つ独身男性の後妻に収まり、多額の金品を貢がせる「後妻業」を生業とする女の姿を描く。<後妻業の女>として金持ち男をだます小夜子を大竹しのぶ、彼女とともに老人をだます結婚相談所所長・柏木を豊川悦司、ターゲットとなる不動産王・舟山を笑福亭鶴瓶がそれぞれ演じる。

後妻業の女

小説や映画のコミカライズを手掛けるのは初の試みとなる村上たかしは、2000年に祖父と孫娘の日常を描いた4コマ漫画「ぱじ」で第4回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞し、2008年には漫画アクション(双葉社)誌上で自身初のストーリー作品である「星守る犬」を発表し、54万部を超えるセールスを記録している人気漫画家。なお、『星守る犬』は2011年に西田敏行主演で映画化され、日本中に感動を届けた。

今回のコミカライズにあたって、映画プロデューサーの臼井央は「関西弁によるつばぜり合いで構成されていく話なので、作者が関西出身という点はできれば外したくない。その中で人間喜劇を描ける方なら尚良いですが…、と小学館さんにお願いしたところ、これ以上ない方に筆をとって頂けることになりました」とコメントしている。

映画『後妻業の女』は8月27日より全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:鶴橋康夫
キャスト:大竹しのぶ 豊川悦司 尾野真千子 長谷川京子 水川あさみ 風間俊介 余貴美子 笑福亭鶴瓶 津川雅彦 永瀬正敏
原作:黒川博行「後妻業」文春文庫刊
公式サイト:http://www.gosaigyo.com/ レイティング:PG-12

Ⓒ2016「後妻業の女」製作委員会

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