1984年に社会現象を引き起こしたSFコメディ映画『ゴーストバスターズ』のリブート版が本日8月19日(金)についに日本での公開を迎えた。本作の監督を務めたポール・フェイグは人気俳優クリス・ヘムズワースのダンスシーンをカットするという"重大な決断"を迫られたことが米ハリウッド・レポーター紙らの報道で明らかになった。
ポール・フェイグ監督によれば、"人生で最も大きな決断"だったというクリス・ヘムズワース演じるケビンのダンスシーン。リハーサルを除いて丸2日間撮影し、億単位の費用が撮影にかかった監督のお気に入りのシーンであった。だが、ビー・ジーズの"You should be dancing"にあわせて踊るクリス・ヘムズワースのダンスシーンは、たとえ観客の注意を引きつけるものであったとしても、映画の流れを妨げるものとして断腸の思いでカットしたというのだ。
「You should be dancing」という選曲ながら皮肉にもカットされてしまった貴重なダンスシーン。幸い、本来30秒ほどのシーンは再編集される形でエンド・クレジットに使われているという。スクリーンが閉じるまで『ゴーストバスターズ』の活躍を見届けよう。
『ゴーストバスターズ』は2016年8月19日(金)全国公開
参考:http://www.hollywoodreporter.com/rambling-reporter/chris-hemsworths-cut-ghostbusters-dance-912445, http://www.vulture.com/2016/07/ghostbusters-cut-chris-hemsworth-dance-scene.html