『ハドソン川の奇跡』トム・ハンクス、 市川海老蔵との初対面に笑顔「“日本のジェームズ・ボンド”だ」

映画『ハドソン川の奇跡』ジャパンプレミアが15日、都内・有楽町マリオンにて行われた。この日、3年ぶりに来日したトム・ハンクス、8年ぶりに来日のアーロン・エッカートが出席。スペシャルゲストの市川海老蔵が、それぞれの名前が入った提灯を贈呈した。

ハドソン川の奇跡

アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッドがメガホンを取る本作は、未曾有の航空機事故からの生還劇“208秒”に隠された実話を描く。155人の命を救い、容疑者となった機長チェスリー・“サリー”・サレンバーガー役にトム・ハンクス、副操縦士のジェフ・スカイルズをアーロン・エッカートが演じる。

2013年に『キャプテン・フィリップス』を引っさげ来日したトム・ハンクス。以来3年ぶりの来日に「何度も日本に来ているけど、毎回戻ってくることに嬉しさを感じているよ!」とにっこり。アーロン・エッカートは2008年の『ダークナイト』以来8年ぶりの来日。「コンニチハ!ニホンダイスキ!」と日本語であいさつし、観客を沸かせた。

ハドソン川の奇跡

また、スペシャルゲストとして駆けつけた海老蔵にハンクスは「今日は歌舞伎のメイクじゃないから誰だかわからなかったよ(笑)“日本のジェームズ・ボンド”と言ってもいいくらいカッコいいね!」と褒めたたえ、エッカートも「ものすごくハンサム!パッとひと目見て才能がある方だと感じる。ハリウッドでも活躍できるんじゃないかな、“日本のジェームズ・ボンド”だからね」と太鼓判。その言葉を受け、海老蔵は「お恥ずかしいお恥ずかしい(笑)」と恐縮しきりだった。

ハドソン川の奇跡

映画を観賞した海老蔵は「『正しい』ということを世の中に証明することがいかに難しいか。それに対して忠実に、そういうものに戦い続ける。非常に勇気のある映画だと思いました」と語り、「印象的なのは、40数年間パイロットをやってきたのに、残りの208秒で人生が変わってしまう。その姿に共感して、大変感動しました」と絶賛した。

ハドソン川の奇跡
ハドソン川の奇跡

ハンクスは「1人で起こした奇跡ではなく、消防士や警察官、いろいろな大勢の人たちが助けに来て、チームとして協力し合った。日本でもこの数年の間にさまざまな災害があったと思うけど、助け合う精神を日本の皆さんはよくわかっていると思う。この映画はまさにそういう精神を描いているんだ」と語る。アーロンは「皆さんクリント・イーストウッド大好きだよね?」と観客に問いかけ、「アメリカを代表する俳優であり監督。彼が情熱を込めた作品であり、英雄について語っている映画だけど、誰もが英雄になれることを教えてくれる。この映画を通じて、勇気とは何か考えてほしいね」とメッセージを贈った。

ハドソン川の奇跡

イベントでは、海老蔵から来日した2人へ提灯のプレゼントが。2人は「ありがとう!美しいね」と満面の笑みをのぞかせ、そのままファングリーティングを楽しんだ。

映画『ハドソン川の奇跡』は9月24日より全国公開

【CREDIT】
監督:クリント・イーストウッド
キャスト:トム・ハンクス/アーロン・エッカート/ローラ・リニー ほか
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
配給:ワーナー・ブラザース映画

©2016 Warner Bros. All Rights Reserved

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で