『オケ老人!』映画初主演の杏、笹野高史ら“大先輩”との共演に「こんな風に歳を重ねたい」

映画『オケ老人!』公開記念舞台挨拶が12日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われた。この日、主演の杏をはじめ、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、茅島成美、萩原利久、細川徹監督が登壇した。

オケ老人!

荒木源原作のベストセラーを映画化した本作は、平均年齢“世界最高齢”のアマチュア・オーケストラの笑いと涙に包まれる奮闘と青春を描いた物語。勘違いして入団してしまった素人丸出しの楽団で指揮棒を振るはめになった主人公・千鶴を映画初主演の杏が演じるほか、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、茅島成美、萩原利久が出演する。

オケ老人!

本作で映画初主演を果たした杏は「ほんわかした面白さがたくさん詰まった映画になってます。メイキングも本編もみんな同じテンションです(笑)まだ30歳の若輩者で、倍生きたとしてもたどり着けない方々ばかりで、お手本のような素敵なモデルになる方々。こんな風に歳を重ねたいという目標になりました」と笑顔をのぞかせた。

オケ老人!

撮影中に印象に残っているエピソードを聞かれた黒島は「クランクアップが『まさかこのシーンでクランクアップなのか』と思ってしまって(笑)笹野さん、左さんとの共演シーンで、素で笑ってしまうくらい面白かった。自分が出た作品は素直に観れないことが多いんですが、今回は素直に泣けて、初めて1お客さんの立場で観ることができました」とにっこり。細川監督は「ラブホテルのシーンです(笑)素で笑ってしまったカットも可愛くて使っています」と付け加えていた。

オケ老人!

また、出演作がようやく封切られたことに笹野は「過去に出させていただいた映画では、こうした封切りの際は2人ほど欠けていたことも実際にございました。今回、誰も欠けることなく、ここに並ぶことができまして、ひとえに喜ばしい限りです!」と喜び。本作でバイオリンに挑戦したことについては「楽器はもともと好きなので、かなり練習して上手くなるぞと思っていたら、初日に杏ちゃんが。これ見よがしにね、坂口くんもビックリしてましたが、なんか見せびらかす風ではないんだけど意識してるんですよね。『私は相当練習したわ』みたいな(笑)」と明かすと、杏は「違いますよ(笑)」とタジタジな様子。「『ちっちゃい時からやってたの!?』って言わせるんです。それを見て私も奮闘努力しましたよ。この人は罪な人です!ものすごいプレッシャーかかりました」と皮肉交じりに杏の役作りを絶賛していた。

一方の坂口は、杏との初共演に「びっくりしたのは、クランクインの学校のシーンで、杏さんがバイオリンの練習をされていたんです。僕はずっとバイオリンをやっていた方なんだと思っていたんですが、『この作品のために最初から初めた』と後で聞いて。素晴らしかったです!昼時でポカポカしていて『気持ちいいなぁ』と思っていた。もう千鶴がそこにいるような感じでしたね」と絶賛。続けて、「オーケストラの“老人”たちは…」と話すと、笹野がジロリと目配せ。

その圧に坂口は「失礼しました(汗)“老人”役の“大先輩”たちは、カメラ回っている時も回っていない時も同じテンションでいてくださって、すごく助かりました」と撮影を振り返っていた。そんな天然な一面を見せた坂口に、細川監督は「1か月くらい一緒にいて、撮影が終わる寸前に『僕ずっとクラシック好きなんです』って話していて。ずっとクラシックの映画やってたんだから『それ最初に言って!知らなかったよ俺たち』と思いましたね(笑)びっくりしました」と明かし、笑いを誘った。

最後に杏は「最後までノンストップで、笑いあり涙あり、そしてまた笑いありと、芸術の秋にぴったりの音楽の映画です。映画館で観るのが本当に最高な映画だと思います。1日1日を重ねて行きたくなるような、日本中の元気を押していけたら」とアピールし、イベントを締めくくった。

映画『オケ老人!』は全国公開中

【CREDIT】
出演者:杏、黒島結菜、坂口健太郎、左とん平、小松政夫、藤田弓子、石倉三郎、茅島成美、森下能幸、萩原利久、フィリップ・エマール、飛永翼(ラバーガール)/光石研、笹野高史
監督:細川徹
原作:「オケ老人!」 荒木源(小学館文庫刊)
製作:「オケ老人!」製作委員会 公式サイト:oke-rojin.com

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