中井貴一、柳葉敏郎らが甲子園でキャッチボール/『アゲイン 28年目の甲子園』PRイベント

来年1月17日公開の映画『アゲイン 28年目の甲子園』の記念イベントが16日、兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場で行われ、「甲子園キャッチボールイベント」に中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加らが参加。イベント終了後の囲み取材には、原作者の重松清氏も登壇した。また、本作の主題歌である浜田省吾の新曲「夢のつづき」が全曲解禁となった。
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来年1月17日公開の映画『アゲイン 28年目の甲子園』の記念イベントが16日、兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場で行われ、主演の中井貴一をはじめ、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加らが登場。一般の参加者らと共に約7分間、キャッチボールなどで心地よい汗を流した。

本作のモチーフでもある「マスターズ甲子園」では、毎年、大会試合終了後に、試合に出場した選手がそれぞれの“大切な人”とキャッチボールをする「甲子園キャッチボール」が行われる。今回のイベントは、その「甲子園キャッチボール」に、主要キャストが参加したものだ。

学生時代はテニスをやっていたという中井は「甲子園球場自体に思い入れはなかった」としながらも「撮影で実際に甲子園球場のグラウンドに立ち、共演役者陣が全員、感動で涙を流していたのを見て甲子園の偉大さが分かった」という。
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柳葉は「この場所は日本人にとって特別な場所。日本の文化とも言えると思う。今回、『甲子園キャッチボール』を経験させてもらって、改めて映画を通じて『マスターズ甲子園』のよさを皆さんに知っていただければ」と呼びかけた。

イベント後の囲み取材には、今大会の公式応援団長であり原作者の重松清氏が登壇。「必死に毎日生きている人たちが、もう一度何かに夢中になって頑張っている姿を見てほしい。そんな思いで本を書いた。実際に私も作品を見て泣いた。おじさんおばさん世代、反発することもある若者世代、双方が分かり合える時間はあると思っている。私たちの世代で中井さん、柳葉さんは大スター。オヤジの手本を見せてくれてうれしい」と語った。

最後に中井は、「『マスターズ甲子園』は野球の大会ではなく“想い”の大会であると思う。それを観客に伝えられるよう、一生懸命演じた」と振り返り、柳葉は「これから一歩を踏み出す人の参考になると思う」と作品をPRした。

また、4 人がキャッチボールをしている間のBGMとして、本作の主題歌である浜田省吾の新曲「夢のつづき」が解禁。キャッチボールでは、この新曲のCDジャケットに写っているキャッチャーミットを、実際に中井が使用した。

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【Story】
元高校球児の坂町晴彦(中井貴一)のもとに、ある日、チームメイトだった松川典夫の娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。坂町は、長年音信不通だった松川が前年の震災で亡くなったことを知らされる。彼女は別居していた父親の遺品の中に、坂町や元ピッチャーの高橋(柳葉敏郎)ら、チームメイト全員に宛てた27年分の年賀状の束を見つけ、なぜ毎年書きながらも出さずにいたのか、知りたいと願っていた。元高校球児が再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」のスタッフとして働く美枝は、坂町に大会への参加を勧める。
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配給:東映
2015年1月17日(土)より、全国ロードショー
公式サイト:www.again-movie.jp

(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会

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