『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』完成披露試写会が8日、都内・丸の内TOEIにて行われ、「動物戦隊ジュウオウジャー」から中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、國島直希、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」から西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、多和田秀弥ら総勢11名が出席した。
「スーパー戦隊シリーズ」第40作品目、歴代レッド総勢40人をはじめ、全スーパー戦隊が勢揃いする本作は、絶体絶命の危機から地球を救うため、未来から1人の少年がやってくるところから始まる。敵の術中にはまってしまったジュウオウジャーに対し、悪の妖怪だと信じこんでしまうニンニンジャーが攻撃を仕掛けていく。かつて1998年放送の「超獣戦隊ライブマン」にて、レッドファルコン/天宮勇介を演じた嶋大輔が、Vシネマ以来15年ぶり声優としてゲスト出演する。
この日、“酉年”にちなんだ鳥型のバルーンを持って登場したキャスト陣。「動物戦隊ジュウオウジャー」「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の名乗りを生披露し、会場を沸かせた。新年を迎えて、ジュウオウイーグル/風切大和役の中尾は「鳥のように羽ばたけるよう、頑張りたいと思います!」と抱負。アカニンジャー/伊賀崎天晴役の西川も「飛躍できるように頑張ります!」と笑顔をのぞかせた。
劇場版の見どころを聞かれると、中尾は「やっぱり敵じゃない?可愛らしい見た目に騙された感というか、あとみっちゃん(國島扮するジュウオウザワールド/門藤操)が可愛いことをして、あるきっかけに繋がっていくので注目です!」とアピール。ドラマ版でお馴染みのエンディングシーンについても、「(劇場版では)ジュウオウダンスをあの方たちと一緒にやっています。キレッキレです!」と期待感をのぞかせた。
続けて、“先輩”ニンニンジャーとの共演については「元気で賑やかでしたね!お祭り騒ぎで、一緒にいるだけで力をもらえますね」と喜び。ジュウオウライオン/レオ役の南羽も「芝居とかも見ていて楽しいし、チームワークをすごい感じられました」と語った。
一方、ニンニンジャーとして最後の映画撮影に挑んだ西川は、「なんか最後っていう感じはしなかった」と語り、キニンジャー/松尾凪役の中村も「久しぶりにみんなと会ったけど、今まで会ってなかった時間をすぐ埋められるようなチームワークでした。本当あっという間な撮影で、ちょっと残念な気持ちもあります」と述懐。
スターニンジャー/キンジ・タキガワ役の多和田は「今回は40作品目の記念作品。僕らは去年卒業して、これで最後になるかもしれないけど、これからもヒーローはずっと続いていくんだなって撮影しながら感じることができた。(撮影が終わってしまうのが)残念な気持ちもありつつ、光栄だなと思います」と感慨深く語った。
また、歴代レッド40人を前にした感想を尋ねられた中尾は「圧巻でした。今までの歴史をすごい感じました」と明かし、「日本では戦隊シリーズってすごい長寿番組じゃないですか。でも、アメリカに『ミート・ザ・プレス』(1947年11月6日放送開始:ギネスブックに「現存する最長寿の番組」として登録)っていう長寿番組があって。そのアメリカの長寿番組に負けないくらい、ずっと長く続けていたい。最終的にはギネスに載ってやろうと思ってます!」と熱い想いをのぞかせていた。
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『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』は1月14日より全国公開
「ジュウオウジャーVS ニンニンジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映