第74回ゴールデングローブ賞で史上最多7部門受賞、第89回アカデミー賞にて最多14ノミネートを果たしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が、これまでに世界中の映画賞で184受賞392ノミネートを果たしていることがわかった。
『セッション』の監督デイミアン・チャゼルがメガホンを取る本作は、オーディションに受からず落ち込んでいた女優志望のミアと、いつか自身の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願うピアニスト・セバスチャンの恋愛模様を描くミュージカル映画。ヒロインのミアを『アメイジング・スパイダーマン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエマ・ストーンが、セブ(セバスチャン)を『きみに読む物語』『ドライヴ』のライアン・ゴズリングがそれぞれ演じる。
ゴールデン・グローブ賞では歴代最多の7部門受賞、本年度アカデミー賞では過去最多タイで『タイタニック』と並ぶ14ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞(ライアン・ゴズリング)、主演女優賞(エマ・ストーン)、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン、録音賞、音響効果賞、作曲賞、主題歌賞(City of Stars、Audition)を記録している。
世界の映画賞受賞数は184受賞392ノミネートと独走状態で、これはアカデミー賞史上最多ノミネート、受賞の記録を持つ『タイタニック』の110受賞73ノミネート(※IMDB調べ)をはるかに超える数字で、本年度の賞レースの中でも断トツの記録だ。
いよいよ日本時間2月27日(月)に第89回アカデミー賞受賞式が行われる。歴代最多受賞作品では『ベン・ハー』(59年)、『タイタニック』(97年)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(03年)が11部門、ミュージカルというジャンルでは『ウエスト・サイド物語』(61年)が10部門受賞、14年前の『シカゴ』(03年)では作品賞受賞などを背景に、『ラ・ラ・ランド』がどこまで受賞数を獲得できるか期待がかかる。
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映画『ラ・ラ・ランド』は2月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開
【CREDIT】
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J.K.シモンズ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
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