桃井かおり、スカヨハ共演に感動「女として超かっこいい」『ゴースト・イン・ザ・シェル』ワールドプレミア

2017年3月16日

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』ワールドプレミアが16日、都内・新宿歌舞伎町シネシティ広場にて行われ、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、監督のルパート・サンダースが登場。ゲストとして本作に出演している山本花織、泉原豊、福島リラ、桃井かおりも駆けつけた。

日本を中心に瞬く間に世界へと拡散し、世界が熱狂するバイブルと化した日本が世界に誇るSF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』。ハリウッドが実写映画化した本作は、脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐（スカーレット・ヨハンソン）が、上司の荒巻（ビートたけし）やバトー（ピルー・アスベック）らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの世界を揺るがす戦いに身を投じていくさまが描かれる。

サイバー世界を意識した会場には、LEDを惜しげもなく敷き詰めたレッドカーペットが敷かれ、ヨハンソンらが約1時間かけて丁寧にファンサービス。ステージに上がったヨハンソンは「とても興奮しているわ！」と笑顔をのぞかせ、「私たちにとってこの作品は愛の結晶であり、一生懸命作った作品。（原作が誕生した）日本でワールドプレミアを開催できてとても感動しているの。この映画をぜひ楽しんでほしいわ」と会場を沸かせていた。

ビートたけしは「かなりのレベルで（原作アニメより）すごいのではないかと感じています」と自信をのぞかせ、荒巻を演じてみて「監督とメイクさんに相談して、やや恥ずかしくない頭にしていただきました。あるCMに出演しているのを機に、英語がベラベラだと思われていたらしいんですが、（セリフを）英語ではなく日本語にしていただいて、物忘れがひどい時にはカンペを持っていただいたりもした。そのカンペを持った相手はスカーレットだったという、歴史に残る快挙だと、そう思っております」と裏話を明かし、スカーレットも思わず「Enjoy（楽しかったわ）」と笑みをこぼしていた。