押井守も太鼓判!『ゴースト・イン・ザ・シェル』原作へのリスペクトが滲み出る本編映像到着

1991年に誕生した士郎正宗の漫画原作「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッドが実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』が4月7日より全国公開される。この度、原作・アニメ版「攻殻機動隊」シリーズへのリスペクトと、圧巻の世界観、鮮やかな銃撃アクションが際立つ約5分間の本編映像が到着した。

ゴースト・イン・ザ・シェル

日本を中心に瞬く間に世界へと拡散し、世界が熱狂するバイブルと化した日本が世界に誇るSF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』。ハリウッドが実写映画化した本作は、脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの世界を揺るがす戦いに身を投じていくさまが描かれる。

今回到着した本編映像では、サイバー犯罪が行われている高層ホテルの屋上で一人佇む“少佐”の姿が捉えられている。そのホテルでは、人間の義体化を推進するハンカ・ロボティックス社のオズモンド博士とある国の大統領との会合が行われていた。しかし、オズモンド博士が大統領に人間の義体化推進に協力を求めるも、話し合いは難航。すると突然、ホテル内に黒服集団が侵入し会合を制圧。少佐はすぐさま光学迷彩を身にまとい現場へと急行する。

屋上からのダイブシーンや日本人女優・福島リラ演じる芸者ロボットの登場など、本作はキャスト・スタッフの原作やアニメ版に対するリスペクトが込められている。それについてスカーレットは「アニメ版そっくりのシーンもあるわ。そういうシーンを再現するのはワクワクしたし、観客も実写化されているのを見て興奮できるはずよ」と説明しつつも、「とはいえ、再現ばかりしていたわけではない。オリジナル版へきちんと敬意を払いながらも、それ以外は独自の作品になっているわ」とアピール。撮影現場に招かれたという押井監督も「間違いなく今まで作られた『攻殻』のなかで、一番ゴージャスな作品になると思う」と太鼓判を押している。そしてこの本編映像は正体不明の敵からの謎めいたメッセージで終わり、より先の展開が気になる仕上がりとなっている。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国公開

【CREDIT】
監督:ルパート・サンダース
音楽:川井憲次
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット、ピルー・アスベック
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:http://ghostshell.jp/

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