綾野剛×村上虹郎『武曲 MUKOKU』壮絶な死闘シーン収めた予告解禁、公開日は6月3日に決定!

芥川賞作家・藤沢周の「武曲」を、第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞を受賞した『私の男』の熊切和嘉監督が映画化した綾野剛主演映画『武曲 MUKOKU』の公開日が6月3日に決定した。あわせて、予告編が解禁となった。

武曲 MUKOKU_メイン画像 (1)

本作は、古都・鎌倉を舞台に、“師匠と弟子”2人の男の愛と再生を描き出す。母は亡く「殺人剣の使い手」と称されていた父(現・植物人間状態)を持つも、アルコール漬けで自堕落な日々を送る剣道五段の矢田部研吾を綾野剛が、彼の前に現れるラップの作詞に夢中な天衣無縫の高校生・ 羽田融を村上虹郎がそれぞれ演じるほか、綾野扮する矢田部研吾の恋人・カズノ役に前田敦子、研吾とカズノが通う小料理屋の女将・大野三津子役に風吹ジュン、「殺人刀の使い手」研吾の父・矢田部将造役に小林薫、研吾の師である剣道範士八段の僧侶・光邑雪峯役で柄本明が出演する。監督を『私の男』の熊切和嘉が務め、脚本を『そこのみにて光輝く』の高田亮が担当する。

解禁された予告編では、生きる気力を失いどん底の日々を送る主人公の研吾(綾野)と恐るべき剣の才能を持つ天衣無縫な高校生の融(村上)が向かい合う挑発的なやりとりが捉えられている。映画のクライマックスとなるのは、研吾と融が台風の中で泥にまみれながら剣を介して魂をぶつけ合う10分にも及ぶ死闘で、予告編でも壮絶かつ幻想的な様子を確認できるだけではなく、そこに至るまでにふたりが抱えてきた様々な心の痛みや闇も垣間見える、映画本編に期待が高まる映像となっている。

また、本作のアクション指導を行ったスタントチーム・GOCOOの高槻祐士よりコメントが到着。「GOCOOでは武道場での乱闘とラストの決闘シーンを担当しましたが、初の合同練習の時、綾野君は入ってくるなり他の部員役のメンバーに丁寧な自己紹介後、軽いウォーミングアップを提案し、その後も気持ちの持ち方や技術的な事等も自分から積極的に話しかけ、心身ともに皆を盛り上げていました。乱闘シーンの最後の技を変えたかったんですが相手の力量も有り迷っていた時、全く同じ手を綾野君から満面の笑みで提案され、思わず採用してしまいました(笑)綾野君は本当に『天才的な努力家』で、及ばずながらも少しでも力を貸したいと思わせる素晴らしい俳優であり人間だと、再確認した作品でした」と、綾野を称えた。また、「あらかじめ決められた恋人たちへ」による本作の主題歌「Fly feat. 吉野寿」が4月5日18時より、映画公式サイト(http://mukoku.com/)にてフリーダウンロードできることも決定した。

映画『武曲 MUKOKU』は6月3日より全国公開

【CREDIT】
原作:藤沢周「武曲」(文藝春秋刊)
監督:熊切和嘉 脚本:高田亮
出演:綾野剛 村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明ほか
公式サイト:mukoku.com

©「武曲 MUKOKU」製作委員会

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