ソウルで謎のウイルスが爆発感染、現代社会に警鐘ならすヨン・サンホ長編アニメ第3弾の特報解禁

2016年韓国で大ヒットし、感染パニックの恐怖と親子愛を描いた『新感染ファイナルエクスプレス』で鮮烈な実写長編デビューを飾ったヨン・サンホ監督の最新作『ソウル・ステーション/パンデミック』が9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定し、あわせてティザービジュアルと特報が解禁となった。

ソウル・ステーション/パンデミック

本作は、実写でも監督デビューを果たし校内暴力を題材にした『豚の王』、新興宗教を扱った『フェイク』で国内外の高い評価を受け、社会派アニメーション作家としても活躍しているヨン・サンホ監督の長編アニメ3作目。正体不明のウイルスが爆発感染(=パンデミック)したソウルを舞台に、現代の病理を批評性を持って描いたパニック・サスペンス。

ソウルでパンデミックに巻き込まれる主人公ヘスンを「春のワルツ」「太王四神記」のシム・ウンギョンが演じ、ヘスンを探しにソウルへ向かう恋人キウンを『俳優は俳優だ』「Mr.Back 人生を2度生きる男」のイ・ジュン、ヘスンの父と名乗る男を『7番房の奇跡』で2013年大鐘賞男優主演賞を受賞したリュ・スンリョンが声をあてる。

解禁された特報では、ソウル市街の異変に気づく主人公・ヘスンの印象的なカットからはじまり、ウィルスの発生により感染者たちが次から次へと人間を襲っていく、衝撃的なシーンが映し出される。鳴り響くサイレン、逃げ惑う人々、死を越えた恐怖がソウルを襲う。『ソウル・ステーション/パンデミック』(アニメ)と『新感染 ファイナル・エクスプレス』(実写)で 現代社会に警告したヨン監督の連作プロジェクトは、ブリュセル・ファンタスティック国際映画祭シルバークロウ賞をはじめ、全世界の映画祭が絶賛していることもあって、本編が楽しみな仕上がりとなっている。

映画『ソウル・ステーション/パンデミック』は9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:ヨン・サンホ
声の出演:シム・ウンギョン、リュ・スンリョン、イ・ジュン
原題:Seoul Station

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