湯浅政明監督最新作『夜明け告げるルーのうた』に主題歌として「歌うたいのバラッド」を提供している斉藤和義からコメントが到着した。
本作は、古来より「人魚は災いをもたらす存在」として恐れられている日無町を舞台に、ひょんなことから出会った中学生の少年・カイと人魚の少女・ルーの物語。タイトルにも登場する人魚の少女・ルーを谷花音が演じるほか、ルーと出会い交流を深めることで次第に心を開いていく中学生の少年・カイを下田翔大、ルーのパパ役を篠原信一、漁師役にお笑いコンビ・千鳥の大悟とノブが共演。キャラクター原案に「午前3時の無法地帯」などで人気の漫画家・ねむようこ、脚本に「けいおん!」シリーズ、『ガールズ&パンツァー 劇場版』の吉田玲子、音楽に『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の村松崇継が名を連ねる。
斉藤和義 コメント
「歌うたいのバラッド」は、曲ができてから詞がつくまでに本当に時間がかかった作品です。でも曲が持っている雰囲気に呼ばれるように、1行目が書けるとあとはすっと詞が出てきました。
テーマソング起用の話をいただいたときは、本当にいいのかな(笑)と、不思議な気持ちになったのですが、映画を観ると、作中で何度もこの曲を使っていただいていて、もしかしたら監督の中でなにか、曲に呼ばれるように出てきた部分があるのかな。
映画『夜明け告げるルーのうた』は5月19日(金)より全国公開
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