『22年目の告白』野村周平、伊藤英明の身を削った告白に本音ぽろり「長い…長いっすよ!」

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』ジャパンプレミアが16日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、藤原竜也、伊藤英明をはじめ、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩城滉一、仲村トオル、監督の入江悠が舞台挨拶に登壇した。

22年目の告白

本作は、残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人事件が時効を迎え、22年後に自らの告白本を出版し、表舞台に現れた男・曾根崎雅人が紡ぎだす新感覚サスペンス・エンターテイメント。“殺人手記”を出版する曾根崎雅人を藤原竜也が、22年間事件を追い続けてきた刑事・牧村航を伊藤英明がそれぞれ演じるほか、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一らが出演する。

22年目の告白

レッドカーペットイベント(http://www.eigaland.com/topics/?p=46461)でファンとの交流を楽しんだ様子のキャスト陣。舞台挨拶が始まると、野村が「先ほどレッドカーペットを歩かせていただいて、すごい楽しかったです。ね!伊藤さん!すごいテンション上がって、サインいっぱい書いてましたよね!この作品は、今が旬の伊藤英明さん、これからバンバン右肩上がりの伊藤英明さんが...」と無邪気に挨拶。伊藤は「周平、俺もう42だよ(笑)」とタジタジだった。

22年目の告白

藤原と伊藤は本作で初共演にして、対峙する役柄をそれぞれ演じているが、プライベートでは「本当に偶然よく会うことが多くて、住んでるエリアが近いわけではないんですが」と伊藤。藤原も「ラーメン食べてたら『竜也』って呼ばれて(振り返ると)隣にいるし、肉食ってる時も『竜也』って呼ばれてパッと見たら隣の席にいるし(笑)」と笑顔をのぞかせていた。仲村は「いまから10数年前に、同じ船の上で伊藤英明くんと、なぜかTシャツを脱いで腕立て伏せをしていました」と伊藤が主演した「海猿」での共演を回顧し、会場を沸かせていた。

22年目の告白

イベントでは、本作の印象的なシーンにちなみ「はじめまして 私が〇〇犯です」と告白を求めるお題が投げかけられた。中でも伊藤は「これ話して芸能界で生き残れるかな...」と前置きし、子供が生まれたお祝いに三浦友和からプレゼントを受け取った際のエピソードを披露。ウイスキーの聖地として知られるアイラ島で購入した名ウイスキーをいただいたようだが、「アイルランドのウイスキーは、薬草のクセが強かったりして結構苦手なんです。それでしばらく置いておいたんですが、この映画の撮影が昼夜逆転して続いて...帰ってきてもまだ興奮してるんですよね。で、マネージャーと2人で寝酒程度に飲んでいたんですが、テンションが上がってきて友和さんにもらったウイスキーを『一口だけなら...』と思って開けてみたら、驚くほど美味かったんです!」と話す。

その日に飲みきってしまい、後で希少価値の高いウイスキーだと知ったようで「これはとんでもないことをした...」「友和さんは何か理由があったに違いないと思って、謝りの電話をしたんです。『伊藤くんらしいね。手紙にも書いた通り、あのウイスキーは僕の息子が20歳になった時に飲んだお酒なんだ。伊藤くん息子が生まれたよね?息子が20歳になった時に飲んでね』と。そんなお酒だったのかと。その前に...『手紙?手紙なんて知らないよ!?』と思ったわけです」と経緯を話し、最後に「手紙を読んでないこと...手紙を捨ててしまったことを...まだ友和さんに謝っていません」と告白。

22年目の告白

約5分間に及ぶ伊藤の身を削った告白に、野村は「長い...長いっすよ!『手紙読んでない』だけでよかったじゃないですか!」と本音をぽろり。「周平、そんなに言うなら言ってみろよ!」と伊藤が無茶振りを振ると、告白エピソードを用意していなかった野村だが、「え〜!“全ての話聞いてなかった犯”!普通にボケーっと突っ立ってるだけ犯でした(笑)伊藤さんの話マジで長かったです!」と怖気付く様子もなく答える野村に、会場は笑いの渦に包まれていた。

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』は6月10日(土)より全国公開

【CREDIT】
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
出演:藤原竜也 伊藤英明
製作幹事・共同企画:日本テレビ放送網
企画・制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:www.22-kokuhaku.jp

©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

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