芳根京子が主演を務める短編映画『わさび』が、ロサンゼルスで開催された「Japan Film Festival Los Angeles 2017」にて「Best Short Film Award」(最優秀短編映画賞)を受賞した。
今年で12回目の記念開催となったロサンゼルス日本映画祭は、厳選した日本映画を通じて日本とロサンゼルスの文化交流を目的とした映画祭。『わさび』は、芳根が心の病を抱えた父を守るために実家の寿司屋を継ぐことを決めた女子高生・山野葵を瑞々しくも力強く演じ、共演に富田靖子、下條アトムらベテラン俳優陣を迎えた短編映画。
受賞の報告を受けた監督の外山文治は「日本での公開の前に、素敵な報告を頂きましたこと嬉しく思います。日常から溢れ落ちてしまうようなテーマを扱った本作を、しっかりと掬ってくださった方々に心より感謝します」とコメントを寄せている。
本作は、8月26日(土)より「映画監督外山文治短編作品集」と題し、女優・吉行和子短編映画初出演となる『春なれや』(同監督)他と同時上映という形で、渋谷・ユーロスベースにて2週間限定レイトショー公開される。
【CREDIT】
製作・監督・脚本:外山文治(映画『燦燦–さんさん–』『わさび』ほか)
出演:芳根京子、富田靖子、下條アトムほか
公式サイト:http://haru-wasabi.com
© 外山文治