マーベル映画最新作、ヒュー・ジャックマンが“最後”のウルヴァリンを演じる『LOGAN/ローガン』が6月1日(木)に公開される。この度、来日するジャックマンのインタビュー映像が到着し、今まで謎のベールに包まれていたストーリーを明かした。
大ヒットシリーズ『X-MEN』において最高の人気を誇る“ウルヴァリン”ことローガンは、スパイダーマン、バットマン、アイアンマンらとともに2000年代以降のアメコミ映画の隆盛を牽引してきた孤高のヒーロー。本作は、ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来の2029年が舞台。治癒能力を失いつつあるローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を命懸けで守る姿が描かれる。
国際的なスーパースターとして揺るぎない地位を築いたジャックマンにとって、ハリウッドでの成功をたぐり寄せた最も思い入れの深いキャラクター、ウルヴァリン。『ウルヴァリン:SAMURAI』では、ジェームズ・マンゴールド監督が本格的に日本ロケを敢行。来日時には、富士山に登頂したり、東京の地下鉄に乗り「SUBARASHII !!!!!」とSNSに投稿したり、『X-MEN:フューチャー&パスト』のPRで来日した際には、「最高の国を最後にとっておいたんだよ、ジャパン」とファンを喜ばせたりと親日家としても有名だ。
到着した映像では、本作でローガンは治癒能力を持っているが、徐々に老衰しているといい、「彼の人生の盛りはとっくに過ぎていて、助けを求める人々の声に応えるつもりはない」と説明する。それは、肉体的なことだけでなく「彼は長い人生の間である結論にたどり着いている。人を助けると状況は悪化し結局は自分の愛する人を傷つける」と孤独を感じながら生きていることも懐述。
そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアは、ローラという謎めいた少女を守るミッションを科す。「ローガンの周りには分厚い壁があり他人が容易に侵入できない」とジャックマンは分析するが、ローガンは、ローラとどういう関係を築いていくのか気になるところだ。ジャックマンは「彼はもはや年老いた過去の人間だ。彼らにとって脅威ではなく関与するつもりはない。しかしローラを捕まえるのにローガンが邪魔なんだ」とかつてのウルヴァリンは見る影もないようなことを匂わせている。
ヒュー・ジャックマン来日プレイバック
映画『LOGAN/ローガン』は6月1日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
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