映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』公開直前イベントが7日、都内・東急プラザ銀座 キリコラウンジにて行われ、主演の藤原竜也が出席した。
本作は、残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人事件が時効を迎え、22年後に自らの告白本を出版し、表舞台に現れた男・曾根崎雅人が紡ぎだす新感覚サスペンス・エンターテイメント。“殺人手記”を出版する曾根崎雅人を藤原竜也、22年間事件を追い続けてきた刑事・牧村航を伊藤英明がそれぞれ演じる。
これまで、借金を背負うフリーターや連続殺人犯など様々な難役を演じてきた藤原だが、今作では新たに5人もの人を殺した連続殺人犯・曾根崎雅人を演じる。今までにない役柄を怪演している藤原は「こういう役のイメージは僕なんか特に付きがちだけれども、ヨーロッパやアジアの映画を観てもわかるように、ダークで癖のある役はいくらでもアプローチのしようがあると思うんです。そんな中でも偏らない自分らしいアプローチの仕方をして一つの役が生まれればいいなと思いながら演じていました。今まで手をつけていなかったような役・作品ですし、面白いやりがいのある役を与えてもらったなと思っています」と言及した。
続けて藤原は「自由に遊ばせてもらいました」と自身の芝居を振り返り、「伊藤くんの場合はずっと22年間(曾根崎を)追い続けている役ですから、彼のほうがずっと神経使って、苦労していた印象がありますね」と初共演を果たした伊藤について明かす。MCから「ネタバレのないように見どころを」と促されると「ん〜、なぜこの豪華な出演者なのか、です。伊藤くんに岩城滉一さん、野村周平に夏帆ちゃんも出てる。全員が...全員がこれは...(笑)」と映画の公開を楽しみにしているファンをざわつかせていた。
この日、イベント会場には映画の冒頭で藤原扮する曾根崎が出版する告白本「私が殺人犯です」とまったく同じ装丁の小説がずらり(4月14日(金)より講談社から発売中)。劇中シーンさながら、曾根崎が告白本出版の際に開いたサイン会のような演出とともに、藤原から「せっかく皆さんに来ていただきましたから...全員に告白本をプレゼントします!」とサプライズで発表されると、集まったファンは大歓声をあげていた。藤原は「湊かなえさんになったつもりで(笑)」と、主演ドラマ「リバース」(原作:湊かなえ)の話題に触れながら意気込み。その場でサインをして藤原自ら手渡し&握手のファンサービスに、会場は熱狂の渦に包まれていた。
サイン会を終えた藤原は「こうして一人一人と顔をあわせることができて、本当に貴重な機会になりました」とにっこり。最後に「まもなくですか...小池徹平こと広沢を殺したのは誰かがわかるのは(笑)怒涛の展開になっています!」と主演ドラマをアピールし、「それと同じくらい怒涛の展開、事実が隠れていますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら」としっかり映画も宣伝してイベントを締めくくった。
映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』は6月10日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル
製作幹事・共同企画:日本テレビ放送網
企画・制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:www.22-kokuhaku.jp
©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会