「エヴェレスト 神々の山嶺」「陰陽師」などで知られるベストセラー作家・夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、日中共同製作で映画化する『空海―KU-KAI―』が2018年に公開される。この度、本作のポスタービジュアルが解禁となった。
本作は、7世紀の中国・唐代を舞台に、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・沙門空海が、詩人・白楽天(のちの白居易)とともに、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫るさまを描く。日中共同製作となる本作の主演を染谷将太が務め、黄軒(ホアン・シュアン)、阿部寛、松坂慶子、火野正平が共演。監督を、カンヌ映画祭パルム・ドール、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ほか数々の受賞を果たし、世界にその名を轟かせる巨匠・陳凱歌(チェン・カイコー)が務める。
撮影は、2016年7月31日~2017年1月4日の約5ヵ月に及ぶオール中国ロケで行われ、中国の湖北省・襄陽市(じょうようし)に、約6年の歳月をかけて、東京ドーム約8個分(367,000ヘクタール)という、超巨大な長安の都をかつてない規模で完全再現。その中国映画史上最大のオープンセットには、日中最高の映画スタッフ約700名が集結し、史上最大のプロジェクトの名にふさわしく、圧巻且つ壮大な撮影が行われた。
解禁されたポスタービジュアルには、雄大な長安の都をバックに遣唐使・空海を演じる染谷将太の姿が収められている。なお、解禁されたビジュアルは夏休みがスタートする7月22日(土)以降、順次全国の映画館で展開予定。近年の日本で200スクリーン以上で公開された日中共同製作映画は、チャン・イーモウ×降旗康男監督作、高倉健主演の『単騎、千里を走る。』(2006年1月28日日本公開/東宝配給)以来、約12年ぶりとなる。
映画『空海―KU-KAI―』は2018年に全国東宝系にて公開
【CREDIT】
出演:染谷将太 黄軒(ホアン・シュアン) 阿部寛 他
原作:夢枕獏(角川文庫/徳間文庫)
監督:陳凱歌(チェン・カイコー)
配給:東宝/KADOKAWA
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