映画『関ヶ原』完成披露舞台挨拶が18日、都内・ららぽーと豊洲シーサイドデッキにて行われ、主演の岡田准一をはじめ、有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、監督の原田眞人が登壇した。
本作で岡田扮する三成の下で忍びとして愛し支え続ける初芽(はつめ)を演じた有村。舞台ではアクション経験はあるものの、映画でのアクションは「初めて」と言い、「忍びとして短刀を持って戦うんですが、あるシーンでアクションにはつきもののハプニングがありまして...」と語る。「岡田さんのおでこにポンッと(短刀を)当ててしまって。その時は本当に冷や汗が止まらなかった」と続けると、岡田は「俺、斬られたんですよ(笑)そういう動きする?ってくらいタイミングがずれちゃって、架純ちゃんに斬られました」とハニカミ。岡田は「でも斬られたのをごまかしながら芝居を続けて、そのテイクが使われててもわからないと思う」と有村を紳士に擁護していた。
本作は、「国取り物語」「新史太閤記」と並ぶ“戦国三部作”であり、「覇王の家」「城塞」と並ぶ“家康三部作”のひとつでもある司馬遼太郎原作の戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを描く。己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”石田三成を岡田准一が演じ、豊臣秀吉亡きあとの天下取りに野望を抱き、三成と相対する徳川家康役に役所広司、三成の下で忍びとして愛し支え続ける初芽(はつめ)を有村架純が演じる。共演に平岳大、東出昌大、中越典子、北村有起哉、伊藤歩、音尾琢真、和田正人、滝藤賢一、キムラ緑子、西岡徳馬、松山ケンイチ、壇蜜らが名を連ね、監督を『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』の原田眞人が務める。
映画『関ヶ原』は8月26日(土)より全国公開
※司馬遼太郎の「遼」の字は「しんにょう」に二点が正式表記
【CREDIT】
出演:岡田准一 有村架純/役所広司
監督・脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎「関ヶ原」(新潮文庫刊)
製作:「関ヶ原」製作委員会 製作プロダクション:東宝映画/ジャンゴフィルム
配給:東宝 アスミック・エース
公式サイト:http://sekigahara-movie.com/
©2017「関ヶ原」製作委員会