“一等車両客室は容疑者で満室でした”衝撃のコピー綴られた『オリエント急行殺人事件』ポスタービジュアル

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに、ケネス・ブラナーが映像化した『オリエント急行殺人事件』のポスタービジュアルが到着した。

オリエント急行殺人事件

本作は、ヨーロッパ各地を100年以上に渡り駆け巡っていたオリエント急行を舞台に、車内で起こった密室刺殺事件を解決すべく立ち上がる名探偵エルキュール・ポアロの物語。監督を『シンデレラ』『マイティ・ソー』などを手がけたケネス・ブラナーが務め、名探偵エルキュール・ポアロも自身で演じる。共演にジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスほか豪華キャストが名を連ねる。プロデューサー陣には、『エイリアン:コヴェナント』の公開を控えるリドリー・スコットや、最新作『LOGAN/ローガン』をはじめ『X-MEN』シリーズのプロデューサー兼脚本家のサイモン・キンバーグらが参加している。

ビジュアルには、煙を吐きながら走行するオリエント急行とポアロの姿と共に、“その日、一等車両客室は容疑者で満室でした。”という衝撃のコピーが描かれている。監督することを即決したというブラナーは「これだけの顔ぶれが勢ぞろいすると考えて、首筋の毛が逆立つような気がした」と振り返る。「我々が目指したものは、新たなアプローチを見つけることだった。素晴らしい音楽というのは生涯を通して耳にするものだし、私は個人的に、さまざまなバージョンの音楽を楽しんでいる。そういう意味でも、私たちは自分たちのバージョンに落ち着きたいと思っていた。だからこそ、一流のストーリーは何度も伝える価値があると思っている」とミステリーの名作が全く新しいエンターテイメントに生まれ変わることを示唆している。

また、「列車はエキサイティングで、魅力に満ち、ロマンがあり、しかも破壊的にもなり得る。速いスピードで移動し、孤立状態を生み、危険な場所でもあるから、閉所恐怖症を引き起こすような閉ざされた環境となり、その中で人々はためされ、神経をすり減らす。そして、良く出来た物語の要素であるドラマや対立が生じる。だから、列車は内側でも外側でも、とても順応性のある環境になった」と列車をキャラクターとして捉えているとブラナーは言及している。

映画『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国公開

【CREDIT】
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス

© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で