広瀬すず、松田聖子の名曲を『打ち上げ花火』劇中で披露!8月9日発売のサントラに収録

劇場アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で主人公・なずなの声を担当した広瀬すずが、松田聖子の名曲「瑠璃色の地球」を劇中で歌うことが発表された。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

「瑠璃色の地球」(作詞:松本隆、作曲:平井夏美、編曲:武部聡志)は、1986年に発売された松田聖子の13thアルバム「SUPREME」に収録されたのが初出。同年の第28回日本レコード大賞で最優秀アルバム賞を受賞している。人類の平和や地球への愛などが表現されており、これまでに多くのアーティストによりカバーされている。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」オリジナル・サウンドトラック

本作では、なずな(声:広瀬すず)がクラスメイトの典道(菅田将暉)との駆け落ちの道すがら、幼い頃からなずなの母が口ずさんでいたという「瑠璃色の地球」をアイドルさながらに披露する。広瀬が初めてレコーディングに挑んだ本楽曲は、2017年8月9日(水)に発売される本作のオリジナル・サウンドトラックに、及川なずな(CV. 広瀬すず)の名義で収録される。

広瀬すず コメント


「瑠璃色の地球」を劇中で歌うと聞いたときは驚きました。松田聖子さんの曲ですと「赤いスイートピー」はカラオケでよく歌わせていただいていたのですが、もともと歌が本当に苦手で…。私にとっては難しい曲でしたが、練習していくうちにどんどん楽しくなっていきました。映画の中でなずなもお母さんが歌う姿を見てこの曲を覚えたと言っていますが、私も母とカラオケへ行って練習をしました。母も口ずさみながら一緒に歌ってくれました。壮大な世界観をもった「瑠璃色の地球」が流れる場面のなずなと典道の姿は、ちっぽけなようにも見えるけど、とても大きな勇気をもらえる、素敵なシーンになりました。そしてなにより、なずなが想像するファンタジーな世界の中で気持ち良く歌っている姿が本当に可愛いらしいんです。ただ、実際に試写室で私の歌声が流れたときは、「このシーン早く過ぎて!」と思いました(笑)。やっぱり歌は苦手です!私の歌がCDになるのは最初で最後かもしれません!今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました。

企画・プロデューサー 川村元気 コメント


「東京でふたりで暮らそうよ」。脚本の大根仁さんが書いた、なずなの切なさと希望が入り混じるセリフを読んだ時に、ふと「瑠璃色の地球」のメロディが頭に流れてきました。そして監督たちが灯台と海をモチーフにした美術設定を描いてきた時に、松本隆さんの歌詞がそこにカチッとはまり、なずなの気持ちを表すのはこの曲しかないと思いました。なずな役の広瀬すずさんが歌う「瑠璃色の地球」は、小さな恋からはじまって大きな世界へと広がっていく、この映画そのものを表現しているように思います。

総監督 新房昭之 コメント


まっすぐな2人を包み込むような歌詞は、2人を希望の世界に飛び出せるように後押しをしてくれているようで、励まされます。そしてなにより、アニメでしか生み出せない世界観の中で響く、広瀬さんの歌声はドラマチックでとても素敵でした。ぜひ劇場でお聴きください。

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日(金)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
声の出演:広瀬すず 菅田将暉 宮野真守
原作:岩井俊二 脚本:大根仁
総監督:新房昭之 監督:武内宣之 音楽:神前暁
アニメーション制作:シャフト
公式サイト:http://uchiagehanabi.jp

©2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

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