『不能犯』松坂桃李、宇相吹正の“ニヤリ”笑いを完全再現!「人生でここまで口角をあげたことはない」

集英社「グランドジャンプ」にて連載中の宮月新原作×神崎裕也漫画による同名原作を、松坂桃李主演で実写映画化した『不能犯』が2018年2月1日(木)に全国公開される。この度、原作の「ニヤリ」顔を松坂が完全再現した場面写真が到着した。

不能犯

本作は、都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件をもとに、呪いや洗脳など、目的は犯罪だが罪には問われない“実証が不可能な行為”で殺しを請け負う謎の黒スーツの男・宇相吹正の手口と壮大な目的を描くサスペンス・エンタテインメント。

不能犯

本作の主人公は、とある電話ボックスに殺人の依頼を残しておくと“願い”を叶えてくれるという、SNSで都市伝説化されている殺し屋。年齢も経歴も不詳、常にスタイリッシュなスーツをまとい、赤く光る目で見つめるだけで人の心を操ることができる宇相吹正。彼の「ニヤリ」と笑う不気味な表情がトレードマークのひとつだが、演じる松坂がその表情を完全に再現してみせた。

松坂の起用理由について、中畠義之プロデューサーは「原作の宇相吹のビジュアルを見た時、松坂桃李さんしか思いつかなかった」と断言しており、原作の宮月新は「松坂桃李さんかっこいいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」、作画の神崎裕也も「松坂さんの宇相吹が邪悪でとても麗しい」とSNSで太鼓判を押している。

不能犯

髪型・衣裳、映画オリジナルとなる指のタトゥーまで、徹底的にこだわって作り込まれ、役に合わせて髪も伸ばした松坂は、特に宇相吹のトレードマークである「ニヤリ」という不気味な笑い方にも徹底的に取り組み「人生でここまで口角をあげたことはないです(笑)」とコメントするほど。

白石晃士監督は、本作を映画化するにあたり、あえて原作の宇相吹がもつ人間味を排除したようで「松坂さんが持っている本来の人の良さが出ると、宇相吹が優しくなりすぎてしまうのでは?とユーモラスなシーンはなくしていきました。実際の松坂さんは本当に好青年で、とても感じのいい俳優さん。宇相吹の持つ邪悪な雰囲気は全くないので(笑)かっこよくてセクシーでそして怖いキャラクターにしてほしいと話しました」と明かしている。

映画『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国公開

【CREDIT】
出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、真野恵里菜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載)原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士
脚本:山岡潤平、白石晃士
配給:ショウゲート
公式サイト:funohan.jp

©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で