吉永小百合主演『北の桜守』新たに安田顕、野間口徹ら“名バイプレイヤー”参戦

『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章、『おくりびと』の滝田洋二郎が監督を務める吉永小百合120本目の出演作となる『北の桜守』が2018年3月10日(土)に公開される。この度、新たに安田顕と野間口徹の出演が発表された。

北の桜守

吉永小百合120本目の出演作となる本作。ソ連の侵攻により樺太の土地を追われ、北海道の網走で、凍えるような寒さと食べるものがない程の貧しい生活の中で、息子・修二郎を命がけで守り抜き、修二郎を育てた後も、1人で夫を待ち続けながら網走でひっそりと暮らしていく“江蓮てつ”と家族の物語。

江蓮てつを吉永小百合が、大人になった修二郎を堺雅人が演じる。共演に、堺扮する修二郎の妻・江蓮真理役に篠原涼子、闇米屋として貧困に喘ぐ江蓮親子に仕事を与える菅原信治役に佐藤浩市、吉永演じる江蓮てつの夫・徳次郎役に阿部寛、ほか高島礼子、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、岸部一徳ら日本映画界を代表する豪華キャスト陣が出演。監督を『おくりびと』の滝田洋二郎が務める。

北の桜守

既に出演が発表されている吉永小百合、堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市、岸部一徳、中村雅俊、高島礼子、笑福亭鶴瓶、永島敏行に加え、本作の舞台である北海道出身の実力派俳優・安田顕、数々の作品に出演し名バイプレイヤーとして活躍の場を広げている野間口徹の出演が明らかに。

安田は、少年時代に修二郎をいじめていた過去がある修二郎(堺雅人)の同級生・杉本久を演じる。共演シーンはないものの、吉永にとって120本目という作品に出演することに「日本映画界の歴史を作られてきた方と、その方が 主演される作品にこうして同じスクリーンに出させていただき、本当に光栄なことだなと思います」とコメント。

アメリカ帰りの修二郎を訪ねた際「What can I do for you?」と聞かれて戸惑うシーンでは、「ホッケ?ホッケがどうしたって?」 という北海道人らしいアドリブで応戦し、カット後に他キャストやスタッフを爆笑させていた。

野間口演じる木村学は、修二郎が日本で開業したミネソタ24の社員で、社長である修二郎をサポートする役柄。稚内での撮影では、初夏の東京から移動してきたため油断したのか、寒空の北海道に短パン姿で現れ、堺にからかわれるなど独特の空気感で現場を盛り上げていた。

本作のプロデューサーは、キャスティング理由を「これまでの出演作を見ていて、それぞれの役のイメージにぴったりだなと思いましたし、 実力派のお2人だったので、ぜひ、お願いできればと思いました。 撮影を終えて、滝田洋二郎監督もお2人の演技を絶賛していました」と語っている。

映画『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国公開

【CREDIT】
出演:吉永小百合 堺雅人 篠原涼子 岸部一徳 高島礼子 永島敏行 笑福亭鶴瓶 中村雅俊 阿部寛 佐藤浩市
監督:滝田洋二郎

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