12月1日~3日にわたって千葉・幕張メッセ国際展示場で開催中の「東京コミックコンベンション2017(略称:東京コミコン2017)」にて、映画『パシフィック・リム:アップライジング』の全世界未解禁映像お披露目イベントが行われた。監督のスティーヴン・S・デナイト、森マコ役の菊地凛子が登壇した。
日本はじめ全世界で驚異的なヒットを記録したアクション超大作『パシフィック・リム』5年ぶりの続編『パシフィック・リム:アップライジング』。ギレルモ・デル・トロから監督を引き継いだスティーヴン・S・デナイトは、本イベントのために緊急初来日。すぐに帰国のフライトを控えているが「これ以上愛せないくらい日本は素敵な場所だね!来年は完成した『パシフィック・リム:アップライジング』を携えて再び日本に来るよ!」と宣言し、集まったファンを沸かせた。
前作に引き続き同役で出演する菊地は「ファンが好きな前作の要素を全てこっち(続編)に持ってきて、それをさらに進化させている。KAIJUもイェーガーもすごくて、もう絶対面白いです!」と絶賛撮影中の本作について言及した。
「東京コミコン2017」のステージで先行限定公開された映像には、初公開の本編映像にメイキング風景が盛り込まれた約2分30秒の特別映像。前作を凌駕する迫力のアクションシーンに、ファンは大歓声をあげていた。
MCを務めた映画コメンテーターの赤ペン瀧川から「日本でもKAIJUとイェーガーの戦いは行われるんですか?」と質問が及ぶと、デナイト監督は「本作で東京を滅ぼす可能性がかなり高いよ!子供の頃からウルトラマンやゴジラが大好きで、やっぱり怪獣映画に欠かせないのは“東京をボコボコにすること”だよね!」と本編に日本が登場することを明確にした。「東京の方にとっては悪夢かもしれないけど、僕にとっては夢だったんだ!」とファンを沸かせた。
すでに解禁されている予告編からも確認できるように、戦闘シーンは前作:夜から続編:昼に舞台を移している。デナイト監督は「前作のバトルシーンは夜間で雨が降っていたよね。今回は違うもの・新しいものを観せたくて、ほとんどのバトルシーンは白昼で天気のいい中で行われるよ」と言及した。
最後にデナイト監督は「早く皆さんに観て欲しい気持ちでいっぱいだよ!劇場に是非足を運んで欲しい。そうすれば“パシフィック・リム3”を作ることができるかもしれないからね!」とファンを沸かせ、イベントを締めくくった。
前作で描かれた人類(イェーガ―)とKAIJUの死闘から数年が経過し、平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し世界を絶望の淵へと突き落とすさまを描く本作。主人公ジェイク・ペントコスト役のジョン・ボイエガをはじめ、スコット・イーストウッド、アドリア・アルホナ、ジン・ティエン、KAIJUオタクのニュートン博士(チャーリー・デイ)や森マコ(菊地凛子)ら前作のキャラクターも引き続き活躍し、新キャストとして新田真剣佑が名を連ねる。
映画『パシフィック・リム:アップライジング』は2018年4月に日本公開
【CREDIT】
監督:スティーヴン・S・デナイト
製作:ギレルモ・デル・トロ、トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレント、ジョン・ボイエガ、フェミ・オグンス
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、アドリア・アルホナ、ジン・ティエンほか
原題:PACIFIC RIM UPRISING
配給:東宝東和
©Legendary Pictures/Universal Pictures.