映画『探偵はBARにいる3』の大ヒット舞台挨拶が15日、都内・丸の内TOEIにて行われ、大泉洋、松田龍平が登壇した。
本作のプロモーション活動では、かねてよりシリーズ続編を希望していた大泉。そんな大泉と松田に、サプライズで東映会長・岡田裕介から手紙が。「東映がシリーズ製作に二の足踏むようじゃあ、映画会社の名がすたる。東映としては是非、作り続ける気構えですので、あとは、大泉さん、松田さん、ご両人次第。『一生、探偵はBARにいる宣言』をお待ちしております!」とオファーが。
大泉は「もちろんです。探偵は一生BARにいると言ってもいいんじゃないでしょうか?私は一生、BARにいますし、一生、水曜どうでしょうも続けます。でもこれ以上は増やしたくないですけどね」と快諾。一方「3の撮影中この人、これが最後だと思っていたんですよ」と大泉に暴露された松田は「だって、そういう本だなって。1回ちょっと持ち帰らせていただいても」と発言。
大泉が「今までふわふわした答えだったのにここだけははっきりと!いやいや、東映さんが言ってるんですよ?こんなことってあるんですか?僕は一生やるって言ったのに、相方は持ち帰りたいって!」と迫ると、「いやでも嬉しいです」と呟き、すかさず大泉が「それで?それでどうするの?」と押し問答が。ついに松田が「大泉さんが過酷なロケに耐えられる限りやります」と発言し、シリーズ第4弾への期待を膨らませた。
東映会長 岡田裕介 手紙全文
大泉洋殿 松田龍平殿
前略
こういう映画は続けていって、プログラムピクチャーにしないといけない。「探偵はBARにいる」は、ほとんど唯一の娯楽映画シリーズとして、日本映画の財産にもなっているし、大泉さんのやる気十分の気迫、松田さんの本作に対する愛情も、先日、話を伺い感じています。ここで東映がシリーズ製作に二の足踏むようじゃあ、映画会社の名がすたる。東映としては是非、作り続ける気構えですので、あとは、大泉さん、松田さん、ご両人次第。「一生、探偵はBARにいる宣言」をお待ちしております!
草々
あ、「探偵はBARにいない」でもいいよ。
東映株式会社 代表取締役 グループ会長 岡田裕介
アジア最北の歓楽地である札幌・ススキノを舞台に、その町の表も裏も知り尽くした探偵の活躍を描いた気鋭ミステリー作家・東直己の〈ススキノ探偵シリーズ〉を原作に、『探偵はBARにいる』『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』と映画化され大ヒットを記録した本シリーズ。