テロに立ち向かった若者3人を主役に起用、イーストウッドが実話描く『15時17分、パリ行き』特別映像

巨匠クリント・イーストウッド監督の新作『15時17分、パリ行き』が3月1日(木)より公開される。この度、イーストウッド監督と主役に抜擢された3人の若者たちが本作を語る特別映像が解禁となった。

15時17分、パリ行き

『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッドが、イスラム過激派による無差別テロ“タリス銃乱射事件”にて犯人に立ち向かった3人の若きアメリカ人の実話を描く本作。主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦しており、乗客として当時の列車に居合わせた乗客も出演している。

15時17分、パリ行き

この映画の主人公を演じるのは、スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトスの3人。映画初主演となる全く無名の若者たちは、実際にテロに立ち向かった本人たち。イーストウッドは「意識して英雄をとり上げてはいないが、普通の人々による偉業は興味深いものだ。主人公の3人は幼馴染で普通の若者たち。彼らは咄嗟の行動が要求された。ある日、パリ行きの列車に乗っていた500人の命を救うためにね」と、列車内で突然に起こったテロに、勇気を持って立ち向かった3人の若者たちに魅せられたことを告白する。映像には、ヴェネチアやタリス車内などヨーロッパでの撮影シーンがふんだんに盛り込まれる。

リアリティを徹底的に追究したイーストウッドは、主演の3人だけではなく、当時列車に乗り合わせた人々も多数起用して、事件が実際に起こった場所で撮影に臨んだ。監督が「これは実際に彼らが体験した物語だ。真実なんだ」と語る通り、昨年のテロ発生件数は世界で114件(11/7まで。公安調査庁調べ)起きている。

映画『15時17分、パリ行き』は3月1日(木)より全国公開

【CREDIT】
監督:クリント・イーストウッド
出演:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン
原作:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、そしてジェフリー・E・スターン著の「The 15:17 to Paris: The True Story of a Terrorist, a Train, and Three American Heroes」に基づく
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:1517toparis.jp

©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC – – U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA c 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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