米ワーナー・ブラザースが製作しているハリウッド実写版『デスノート』の監督が、『サプライズ』『ザ・ゲスト』などのホラー／スリラーを手がけた新鋭アダム・ウィンガードに新たに決定した。
米ワーナー・ブラザースにより、ハリウッド版『デスノート』実写化プロジェクトは2008年頃より企画されていたが、『アイアンマン3』のシェーン・ブラックが監督に起用される予定だったものの降板。その後、『ミルク』のガス・ヴァン・サントがメガホンをとると報じられたが、結局実現には至らなかった。
大場つぐみ原作・小畑健作画の人気漫画「デスノート」は、名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、謎の天才探偵・Lとの頭脳戦を描き、世界累計発行部数は3000万部を突破した人気漫画。これまでにも日本ワーナー・ブラザースにより、夜神月役を藤原竜也、L役を松山ケンイチが務め大ヒットを記録した2006年の映画『デスノート』『デスノート the Last name』、2008年にLを主人公にしたスピンオフ映画『L change the WorLd』と映画化されている。ハリウッド版『デスノート』は日本版のリメイクとなる。
長らく進展が見られなかったハリウッド版プロジェクトだったが、ホラー映画界の新鋭アダム・ウィンガードが監督を務めるだけに、これまでの実写版とはまた違ったショック表現に力を入れた作品になることが期待される。また、「HEROES」のヒロ役マシ・オカが製作に名を連ね、脚本を今秋日本公開されるリブート版『ファンタスティック・フォー』のジェレミー・スレイターが務めることが明らかになっている。
アダム・ウィンガードは今夏撮影するホラー映画『ザ・ウッズ』の製作後に、『デスノート』に取り掛かる模様。公開日、キャストなど詳細は未定。
via：http://screenrant.com/death-note-live-action-movie-director-adam-wingard/
