映画『ミスミソウ』完成披露上映会が8日、都内・新宿バルト9にて行われ、キャストの山田杏奈、清水尋也、⼤⾕凜⾹、監督の内藤瑛亮が登壇。タテタカコが主題歌「道程」を生披露した。
「ハイスコアガール」「でろでろ」などで知られる漫画家・押切蓮介の原作「ミスミソウ 完全版」を実写映画化した本作。日に日にエスカレートしていくイジメから心が崩壊してしまう主人公・春花を演じた山田は「原作を中学生くらいの頃に読んでいて、すごいお話だなと思っていました。春花役をやらせていただく上で、優しい静かな春花から、サイボーグのように復讐にとらわれていく、そんなコントラストを大事に演じさせていただきました」とコメント。
バッドエンドなストーリーや、グロテスクな描写が好きなようで「友達に勧められて（原作を）読みました！すごく後味が悪いなって思いました（笑）」と笑顔をのぞかせた。
春花を密かに支える唯一の味方・相場晄役の清水は「個人のラブではなく、作品全体がラブストーリーだと原作を読んで感じました。グロテスクな表現や、バイオレンス的な要素もあるんですが、根底に愛情があることを忘れずに演じようと意識していましたね」と役を振り返る。
春花へのイジメを指揮するボス・⼩⿊妙⼦を演じる大谷は、本作で映画初出演＆⼈⽣初のブリーチに挑戦し、役を体当たりで熱演。「演技自体が初めてだったので、たくさんの原作ファンに愛されている作品で重要な役を演じてもいいのかと、不安から始まりました」と回想。髪を金髪に染め上げ、形から役に入り「監督やキャストのみんなに支えてもらえた。役を一緒に作り上げてもらえたような感じです」とコメントした。
イベントでは、本作の完成を祝し、原作者の押切蓮介による原画イラストがお披露目。キャスト揃って「え！！すごい…」「目がすごいんです！嬉しい」と感激しきりだった。さらに、タテタカコが主題歌「道程」を生披露。山田は「（楽曲と作品が）重なるところが大きくて、撮影の時を思い出しました。すごい感動しました」と余韻に浸っていた。
映画『ミスミソウ』は4月7日（土）より新宿バルト9ほか全国公開
©押切蓮介/双葉社 ©2017「ミスミソウ」製作委員会
