日本テレビ系にて7月より放送開始される日曜ドラマ「デスノート」の主要キャストが発表された。主人公・夜神月（やがみライト）役を窪田正孝、ライバルのL（エル）役を山崎賢人、初の実写化となるキャラクターN（ニア）を優希美青が演じる。
左よりL役の山崎賢人、夜神月役の窪田正孝、N役の優希美青
「DEATH NOTE」は、2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され世界累計発行部数3000万部を突破した、大場つぐみ原作・小畑健作画の人気漫画。名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、謎の天才探偵・Lとの頭脳戦が描かれる。
この度のドラマでは、原作漫画から大幅に改変し、新たな「デスノート」の物語が語られる。夜神月が天才大学生からごくごく一般的な大学生のキャラクター設定に変更。平凡で安定した生活を求めていた月は偶然デスノートを手にしたことで、彼の内に秘めていた絶対的で歪んだ正義感と天才性が次第に目覚め、犯罪者を裁き、一部で崇められていく殺人鬼キラへとなっていく。対するライバルの名探偵で、生まれながらの圧倒的な天才であるLは、原作とは異なり、過剰にお菓子を食べるなどの独特な性格が変更され、人間観察能力に優れた天才性により焦点が当てられる。そして、初実写化となり、中性的であどけなさが残るかわいらしい顔の裏に危険性を秘めたN（ニア）は、月とLの戦いを不敵な笑みを浮かべながら見つめる存在として登場。今ドラマでは、「隠れた天才・夜神月 VS 生まれながらの天才・L VS 危険因子・N」の壮絶な頭脳戦が展開される。
これまでに夜神月役を藤原竜也、L役を松山ケンイチが務め大ヒットを記録した2006年の映画『デスノート』『デスノート the Last name』、2008年にLを主人公にしたスピンオフ映画『L change the WorLd』と映画化されている「デスノート」だが、今ドラマでは旬の若手俳優による、原作とも映画とも違った新たな天才たちの頭脳戦が楽しめそうだ。脚本を「ROOKIES」の脚本家いずみ吉紘、音楽を「HERO」「半沢直樹」「のだめカンタービレ」の服部隆之が担当することにも注目。
なお、現在、ハリウッド版『デスノート』も企画されている。
窪田正孝（夜神月役）
10年経ったこの時代だからこそ出来る最新の「デスノート」になるように、ライトという人物に寄り添っていけたらなと思っています。
山崎賢人（L役）
今までの作品をリスペクトする気持ちもあります。リスペクトする部分はありつつも、どんどん新しいLをみせていけたらなと思っています。
優希美青（ニア役）
「デスノート」という作品に参加できてすごくうれしく思うと共にプレッシャーもありますが、私なりのニアを演じれたらと思います。
ドラマ「デスノート」プロデューサーの鈴木亜希乃
「誰も見たことのない、“新たな”デスノートを作る」───今回の連続ドラマ化は、キャスト・スタッフ一同それを目標に突き進んでいます。
なにより、新たなキャストと共に、新たなキャラクターを作る───その発想に至れたのは、キャストの皆さんが持つパワーのおかげです。窪田正孝さんにしか出来ない夜神月、山崎賢人さんにしか出来ないL、優希美青さんにしか出来ないニア。この3人だからこそ出来る「デスノート」、それを、自信を持って皆さんにお届けしたいと思います。
原作の面白さはそのままに、原作通りにはいかないストーリー展開───原作を知っていても先が読めない、そんな「“新たな”デスノート」を楽しみにしていてください。
via：http://www.animenewsnetwork.com/news/2015-05-24/live-action-death-note-show-cast-unveiled-in-costume/.88522
