8月17日(金)に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』より、「真選組動乱篇」でキーパーソンとして登場する伊東鴨太郎役を三浦春馬が、河上万斉役を窪田正孝が演じることが発表された。ビジュアルをあしらったムビチケ第三弾は7月13日(金)より発売される。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』で扱われるエピソードは、万事屋と真選組の熱い友情が描かれる「真選組動乱篇」と、坂田銀時役の小栗旬をはじめとするキャストから熱望されていた「将軍接待篇」の2つを合体したもの。
三浦春馬が演じるのは、真選組参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人・伊東鴨太郎。局長の近藤勲(中村勘九郎)や局員からの信頼が厚い一方、副局長の土方十四郎(柳楽優弥)とはそりが合わず互いに犬猿の仲。そして真選組史上最大の事件を巻き起こす影のある役柄。伊東の独特な所作も事前に原作やアニメを参考に「メガネを触れるタイミングや、触れ方そのものにも注意した」と事前にキャラクター研究を重ねてきた。
また殺陣などアクションにも挑戦、「刀を使った殺陣は、映画では初めてだった」と語る三浦は事前に体幹を鍛えるトレーニングを積むなど入念な準備を重ねて撮影に挑んだ。「舞台での殺陣と、映像での殺陣はその見え方、見せ方が違う。それを改めて学んでいくような撮影現場だったし、最善を尽くしたからこそとても勉強にもなった」と撮影を振り返っている。
窪田正孝が演じるのは、音楽プロデューサーという表の顔を持ちながらも、高杉晋助(堂本剛)率いる武装集団・鬼兵隊に所属する裏の顔を併せ持つ河上万斉。ヘッドホンにサングラス、ロングコートを着こなし、背中には三味線を背負うという独特なスタイルだ。『銀魂』実写化への参加には大きなプレッシャーもあったが「自分に出せるものをすべて出して、この万斉というキャラクターを演じよう」と決意したと話す。
小栗とのアクションシーンが非常に多く、撮影前には入念な殺陣のトレーニングを積んだ。「これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”などをつかむのが難しかった。(銀時役の)小栗さんは身長も高く、手も長いのでリーチやエリアがとても広い。そこにも苦戦しましたが、演じるにつれて銀時と万斉の“気持ちがぶつかっていく”ことにつながったと感じています」と撮影時の共演者については、鬼兵隊の頭領である堂本剛との共演に触れ、「初めて共演させて頂いたのですが、高杉というキャラクターを演じる上でのオーラを感じ、刺激的でした。もっと長い撮影でご一緒してご飯を食べにいく仲になりたかったです(笑)」と堂本剛との再共演を望んだ。
三浦春馬 コメント
小栗さんから「福田監督は役者である自分たちのことを本当に思ってくれる方だ」と聞いていましたが、実際にそれを感じさせてくれる素晴らしい現場でした。作品は見事に銀魂らしいユーモアや、全力でふざける部分と、アクション満載の熱いドラマである真選組動乱篇が良いコントラストをなしていると感じました。伊東鴨太郎の所作や表情の作り方などキャラクターの特徴を遠いものにしてはいけないので原作やアニメを見て研究しました。例えば伊東のアイデンティティともいえるメガネを触れるタイミングや触れ方そのものにも注意しました。殺陣やアクションも楽しかったです。実は刀を使っての殺陣は映画では初めてでした。舞台での殺陣と映像での殺陣は見え方、見せ方が違うと自分では理解していましたが、それを改めて学んでいくような現場でもあり、最善を尽くして演じたからこそとても勉強になる現場でした。
窪田正孝 コメント
『銀魂』はギャグとシリアスな部分の融合性がとても新しく、原作特有なことですが、映画では他にはなかなかないものだと感じていました。その『銀魂2』への参加はとても大きなプレッシャーはありましたが、やらせてもらうからには楽しもう、と自分に出せるものをすべて出してこの万斉役に挑みました。これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”をつかむのが難しかったです。また小栗さんは身長も高く、手も長いのでリーチやエリアがとても広いんです。そこにも苦戦しましたが、演じるにつれて銀時と万斉の“気持ちがふつかっていく”ことにつながったと感じました。福田監督とは初めてご一緒しましたが、演出は一度だけ、サングラスを持ち上げる演技で「それは人差し指1本のがいい」と言われました。『銀魂2』は流れるような面白さがあって、たくさん笑えてたくさん泣けて、でも最後にはぐっと締まるような作品。『銀魂2』を楽しみにしていた方はもちろん、初めて『銀魂』を観る方でも思いっきり楽しんでいただけると思います。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国公開
©空知英秋/集英社 ©2018 映画『銀魂2』製作委員会