7月27日(金)より全国20館で公開された映画『ウインド・リバー』が、東京をはじめ名古屋、大阪、福岡など満席の劇場が続出する大ヒットスタートを切った。
客層は40~50代男性がメインで男女比は5:5。女性や学生など幅広い集客もみせている。大作がひしめく中で、小規模ながらクオリティを全面に出した展開が話題を呼び、初日アンケートでも、満足度は「とても良かった」「良かった」が93%と絶賛の嵐。来場者の約89%が月2回以上映画を観るヘビーユーザーとなっており、映画ファンに作品の内容がしっかり届いている印象だ。
SNS上では予告編やポスターなどへの好意的な言及が多く見受けられ、今後も口コミによる広がりが期待できる。公開前のイベントでは池上彰が「アメリカの闇が見えてくる」と絶賛。NHK「あさイチ」での露出や、TBSラジオ「たまむすび」で町山智浩の解説を鑑賞動機に挙げる声も多く見られた。
本作は、雪深いアメリカの土地“ウインド・リバー”に突如見つかった女性死体をもとに繰り広げられるクライム・サスペンス。心に深い傷を負う孤高のハンター・コリー役にジェレミー・レナー、彼と共に事件を追う新人FBI捜査官ジェーン役にエリザベス・オルセンが扮する。『ボーダーライン』『最後の追跡』で2年連続アカデミー賞ノミネートの脚本家テイラー・シェリダンが初監督を務める。
映画『ウインド・リバー』は角川シネマ有楽町ほか全国公開中
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