ダリオ・アルジェント監督のカルト的人気を誇るホラー映画をリメイクした『Suspiria/サスペリア(原題)』の海外予告編が公開された。
本作は、1977年に公開されたダリオ・アルジェント監督による同名映画のリメイク版。ドイツの名門バレエ学校に留学してきたスージーが、次々と謎の殺人事件や怪奇現象に巻き込まれていくさまが描かれる。『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノが監督を務める。
『フィフティ・シェイズ』シリーズのダコタ・ジョンソン扮する将来有望なダンサーであるスージーが、ドイツの名門ダンスカンパニーに入学したことから、次々と不可解な出来事に遭遇し、そのバレエカンパニーに隠された真実が明らかになっていくというもの。
不気味な音楽漂う映像では、この名門ダンスカンパニーで実際には何が行われているかに迫る内容となっており、劇中に登場する医師は「あなたは危険な人たちと一緒に暮らしているんだ」と恐怖に怯えるダンサーに警告する。
名門ダンスカンパニーを率いるアーティスティック・ディレクターを演じるのは、ティルダ・スウィントン。ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツらが出演するほか、ダリオ・アルジェント監督による『サスペリア』で主演を演じたジェシカ・ハーパーが共演を果たす。
レディオヘッドのトム・ヨークが音楽を担当したことでも話題になった本作だが、主演のジョンソンはこの役柄を演じたことで精神科に通うことになり、この映画を観たクエンティン・タランティーノは涙を流し、ルカ・グァダニーノ監督にハグしたといわれている。ヴェネチア国際映画祭でコンペティションに出品されたのち、11月2日(金)全米公開予定だ。
参考:https://www.indiewire.com/2018/08/suspiria-trailer-footage-luca-guadgnino-blood-1201995891/, https://www.indiewire.com/2018/07/luca-guadagnino-quentin-tarantino-suspiria-reaction-1201980367/