美しい盲目女性たちがヒロインの映画『エンジェル、見えない恋人』『かごの中の瞳』が2作品公開となる。何が幸せで何が不幸なことなのか、盲目という視点から本当に大切なものを見つけ出そうとする2作品をご紹介。
10月13日(土)公開 映画『エンジェル、見えない恋人』
目に見えない存在として生まれた青年“エンジェル”と盲目の少女“マドレーヌ”が惹かれあう、とびきりピュアで切ない小さな恋の物語を色鮮やかに描いたラブストーリー。姿が見えない男の子と、目が見えない女の子の幸福の日々。声と匂い、気配や息遣い、体が触れ合った感触、そして相手への想いが凝縮されたシンプルな言葉で、互いの存在を求め合う。やがてマドレーヌの視力が回復した時の、葛藤。自分の秘密を打ち明けるべきか悩むエンジェルの焦燥が、映画を観る我々にもひしひしと伝わってくる。
製作総指揮は神様メールのベルギーの至宝と呼ばれる『神様メール』『ミスター・ノーバディ』(監督)のジャコ・ヴァン・ドルマル。長年の友人でもあるハリー・クレフェン監督とタッグを組み、詩的で幻想味あふれる映像美を生み出した。
映画『エンジェル、見えない恋人』は10月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
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9月28日(金)より公開中 映画『かごの中の瞳』
大ヒットTVシリーズ「ゴシップガール」で大ブレイクを果たし、近年ではアクションやサスペンスから、大人の女性のラブストーリーまで、広く深く演じられる女優へと進化を遂げたブレイク・ライヴリーが主演を務める本作。再び光を失う恐怖と闘いながら、自身に降りかかる謎に立ち向かい、人生を取り戻そうとする主人公ジーナの心情を繊細に描き出す。
映画『かごの中の瞳』は9月28日(金)より公開中
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