7月11日(土)、映画『リアル鬼ごっこ』が公開初日を迎え、新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われた。監督・脚本の園子温、主演のトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜が登壇した。
原作は2001年に中高生を中心に大ヒットした“全国の佐藤さん”が追われるという斬新な設定の山田悠介の同名小説。『愛のむきだし』の園子温が、ターゲットを“全国のJK(女子高生)”に変更し、オリジナル脚本を手掛けた。
──初日を迎えた、今のお気持ちをお聞きしたいと思います。
トリンドル:嬉しいです。晴れてよかったなと思いました。ありがとうございます。
篠田:エンドロールで自分の名前が出てきた時に、やっと今日初日を迎えられたんだなという嬉しさと、やっと旅立ったんだと実感しました。本当に嬉しく思います。心に響きましたね。
真野:胸がいっぱいです。公開初日にこうしてみなさんと同じように客席で観て、自分の名前がエンドロールに流れる瞬間をはじめて見ることができました。本当にこの作品に携われて、幸せです。
──トリンドルさんもちょっとウルウルしちゃいましたか?
トリンドル:そうなんです、ウルウルしちゃいました(笑)
──準備期間から撮影、今日に至るまで園監督に言われて印象的だった言葉があれば教えてください。
トリンドル:「もっとパッションを」ですね。
──監督は覚えていらっしゃいますか?
園:うーん……、言いそうだなと思います。
(会場笑)
篠田:いつも「篠田さん」って呼んでいたのが、急に「まりちゃん」って呼んでくれて。それがすごい印象に残ってます。
真野:衣装合わせの時に髪型をどうするか悩んでいて、ポニーテールにしたら園さんが「ポニーテール真野ちゃんいいねえ」とおっしゃっていて、即決でした(笑)
トークセッション終了後、本作の大ヒットを祈願して「襲ってくる鬼をやっつ(8)ける」という意味で、ヒロイン3人が”鬼”瓦8枚割りを披露した。
──割ってみていかがですか?
トリンドル:生まれてはじめてです。痛かった!
篠田:8枚割ったのはじめてです!
真野:気持ちよかったです! スカッとしました!
3人が瓦割りする様子をみていた園は、「すごいな、みんな力があるんだと怖くなりました。」と会場を笑いに包み、イベントを締めくくった。
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『リアル鬼ごっこ』7月11日(土)より、全国ロードショー
(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
累計発行部数200万部を超える、山田悠介の大ベストセラー小説を、『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』の園子温監督がオリジナル脚本で新たに映画化。ドラマや映画で活躍中のトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜がトリプルヒロインを演じる。全国の佐藤さんが追われる原作の設定を大胆に変更して、今作で追われるのは「全国のJK=女子高生」。全て女性のみの出演者で、鬼と女子高生の壮絶な戦いが描かれる。
公式サイト:http://www.realonigokko.com/