『ムーンライト』監督バリー・ジェンキンスの新作が作品賞含む3部門ノミネート|第76回ゴールデン・グローブ賞

第76回ゴールデン・グローブ賞ノミネーションにて、『ムーンライト』の監督バリー・ジェンキンスが手がけた新作『ビール・ストリートの恋人たち』が作品賞(ドラマ部門)、助演女優賞(レジーナ・キング)、脚本賞(バリー・ジェンキンス)の3部門にノミネートされた。

ビール・ストリートの恋人たち

自分の居場所を探し求める青年の愛の物語『ムーンライト』で、第89回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、作品賞ほか3部門を受賞し世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督。作家ジェームズ・ボールドウィンの原作「ビール・ストリートに口あらば」をもとに映画化した最新作『ビール・ストリートの恋人たち』は、1970年代NYハーレムに生きる若い2人の愛と信念の物語を描く。

本作は、今年のトロント国際映画祭でお披露目されると観客賞次点1位に輝き、先日発表された2019年インディペンデント・スピリット賞では作品賞、監督賞、助演女優賞の3部門にノミネート、アメリカ映画協会賞が選ぶ2018年トップ10にも選出されるなど、2019年のアカデミー賞最有力候補として注目を集めている。

アカデミー賞前哨戦とも言われる第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションでは、作品賞(ドラマ部門)、助演女優賞(レジーナ・キング)、脚本賞(バリー・ジェンキンス)の3部門へのノミネートを果たした。特に、主人公たちを支える優しくも力強い母親を演じ助演女優賞にノミネートされたレジーナ・キングは、2018年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ニューヨーク批評家協会賞、デトロイト映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会賞などで同賞を獲得しておりアカデミー賞助演女優賞受賞に向け、独走状態に入ったとも囁かれている。

第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式は2019年1月6日(現地時間)に行われる。

映画『ビール・ストリートの恋人たち』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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