映画『春待つ僕ら』公開“Anniversary”舞台挨拶が15日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、キャストの土屋太鳳、北村匠海(DISH//)、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、監督の平川雄一朗が登壇した。
クリスマスも近いことから、各々クリスマスカラーを取り入れた衣装で登場したキャスト陣。赤茶色のスーツを着こなす磯村は「トナカイです!」と爆笑をさらい、土屋を見て「太鳳ちゃんはツリー」とこぼす。稲葉が「女優さんに“ツリー”って!!」とツッコミ、小関も「リースかもしれない!」とフォローを入れる。土屋は「今日はクリスマスツリーです!」と満面の笑みをのぞかせた。
昨日14日に公開初日を迎え、中でも小関は「公開初日の『うわ!0:00になった!14日になった!』っていうのをすごく緊張しながら待ってました!すごく楽しみにしていて、家でバランスボール乗りながら公開初日を待っていました!」と興奮しきりに話し、可愛らしい一面に黄色い歓声が上がった。
また、キリッとした衣装の北村や小関ら男性キャストを見渡しながら「一瞬ひるむんですよね…カッコいいなって!」と杉野。その声に、「お前が一番カッコいいよ!身長高いし、パッと見た時の横顔の造形!」(稲葉)、「完全に公開処刑されてるの俺らだからね」(北村)とツッコミが飛ぶと、杉野は「まぁまぁまぁ(笑)」とまんざらでもない様子。仲睦まじいキャスト陣に、会場は笑いに包まれていた。
トークでは撮影を振り返る一幕もあり、磯村は「匠海が3ポイントシュートを本番一発で決めるんですよ。もってるものを生で感じて、決まった瞬間に俺らは『ウォー!!』ってめちゃめちゃ盛り上がるんです。現場で生まれた熱気やチームワークの良さがすごくバスケのシーンに出てる」とコメント。バスケシーンを絶賛された北村は、なぜか小声で「ありがとうございます」と茶目っ気たっぷりに応えていた。
イベントでは、撮影現場でも盛り上がっていたというパーティーゲーム「ワードウルフ」が行われた。指定されたキーワードの書かれたカードがそれぞれ手渡され、違うキーワードを持っている1人を探っていくゲーム。自由にクロストークが繰り広げられる中、「マジで負けたくない!」と慎重に言葉を選ぶ杉野、「やったことある?」「ジャンルは?」とトークを進めていく磯村・稲葉、「僕は苦手だった!イソイソ(磯村)は?」「太鳳も苦手!」と質問に答える北村・土屋・小関と、ゲームを楽しむキャスト陣に観客も大盛り上がり。
答え合わせの場面で、各々それぞれがバラバラの名前を挙げていく中、北村のみが“北村”と答え「絶対にワタシ!」と自信をのぞかせる。結果は北村のみが「ダンクシュート」のキーワードで、共通されたのは「3ポイントシュート」だった。間違えたキャストには罰ゲームが用意されていたが、正解者が北村のみという状況から、代表して土屋が受けることに。
「大事なものなんて見つからないと思っていた」という劇中のセリフを、土屋が小関に生披露。それを見ていた北村・磯村・稲葉は寄り添いながら「エンダ〜イヤ〜♪」と歌い出し、セリフを受け取った小関は、なぜか攻撃を受けたかのような声をあげ「それ特撮のやつ!」とツッコまれるなど、和気あいあいとしたキャスト陣から仲の良さがうかがえる舞台挨拶となった。
原作は、10代20代女性から絶大な支持を集め、一人の女の子を囲む個性あふれる花形バスケ部男子たちに“スポきゅん&友きゅん”必至の青春ラブストーリーコミック。“脱ぼっち”を目指すもクラスに馴染めない主人公・春野美月役に土屋太鳳、バスケ部の“イケメン四天王”のひとりで、いつも美月を気にかけてくれる無口で天然な浅倉永久役に北村匠海(DISH//)が扮する。
同じくバスケ部の“イケメン四天王”・若宮恭介役に磯村勇斗、多田竜二役に杉野遥亮、宮本瑠衣役に稲葉友。アメリカ帰りの有名高校バスケ選手で美月の小学校時代の幼なじみ・神山亜哉を小関裕太が演じる。監督を『ROOKIES -卒業-』などを代表作に持つ平川雄一朗が務める。
映画『春待つ僕ら』は全国公開中
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