3月8日(金)公開の映画『運び屋』より、「イーストウッド編」「前代未聞の実話編」「サスペンス編」と、3編のテレビCM映像が解禁となった。
クリント・イーストウッドが演じるのは、家族と疎遠になり孤独に生きる90歳の男アール・ストーン。花を売る事業に行き詰まり自宅を差し押さえられた時、車を運転するだけで多額の報酬が得られる仕事を持ちかけられる。だが、その仕事とはドラッグの「運び屋」だった。その仕事ぶりから麻薬組織の幹部から“おじいちゃん”を意味する“タタ”という愛称で呼ばれ、警察の捜査網をくぐり抜けるアールは、“伝説”の運び屋と呼ばれた。気ままな運転で大量のドラッグを運び警察を翻弄、巨大麻薬組織からも一目置かれた史上最高齢の運び屋アールに、警察の捜査の手が迫る。
日本オリジナルのテレビCM3編が一挙公開と。公開されるテレビCMは、「イーストウッド編」「前代未聞の実話編」「サスペンス編」の3つ。
「イーストウッド編」は、『グラン・トリノ』以来10年ぶりに監督・主演を兼ねるイーストウッドにスポットをあてたもの。険しい表情でトラックの荷台を閉めるアールに続いて、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とイーストウッドが実話を元に描いた作品のタイトルが映し出される。
さらに、アンディ・ガルシア演じる巨大麻薬組織のボス、ブラッドリー・クーパー演じる麻薬捜査官らアールを取り巻く人々の緊迫感溢れるカットに続けて、傷だらけで車を走らせるアールの姿が。豪華キャストを揃え、10年ぶりの監督兼主演作で魅せるイーストウッドの演技への期待が高まる映像となっている。
「前代未聞の実話編」は、イーストウッドの心を動かした“実話”の部分にフォーカス。“前代未聞の実話”の文字とともに語られるのは、全米の警察を翻弄し、一度に13億円のドラッグを運んだ“伝説の運び屋”の正体。「信じられない距離を走ってる」と警察を驚かせるその運び屋は、なんと90歳の老人だった。一度は引退もほのめかしたイーストウッドが魅せられた、前代未聞、史上最高齢の運び屋の物語とは。
「サスペンス編」は、「逃げ切れるか?」というテロップが象徴するように、アールと巨大麻薬組織、そして警察が繰り広げるサスペンスフルな展開をフィーチャー。カバンに詰められた大量のドラッグに気づいた瞬間警察に声をかけられる緊張の場面からはじまり、車を走らせるアール、“伝説の運び屋”を追う警察、麻薬組織の圧力など、サスペンス要素を感じさせる場面が続く。映像の最後でアールが振り返った視線の先には、ブラッドリー・クーパー演じる麻薬捜査官が迫っている。15秒の中に、それぞれ違った角度から『運び屋』の魅力を詰め込んだ3種類のテレビCMは、2月16日(土)よりオンエアされる。
映画『運び屋』は3月8日(金)より全国公開
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