3月8日(金)公開の映画『運び屋』。この度、「車の運転さえすれば金になる」仕事を得たアールが、自分が運んでいた荷物がドラッグであることを初めて知る瞬間を捕らえた本編映像が解禁となった。
クリント・イーストウッドが監督最新作『運び屋』で演じるアール・ストーンは、一度に最大13億円相当のドラッグを運んだとされる“伝説の運び屋”。巨大麻薬組織からも一目置かれ、全米の警察が必死でその正体を追うが、謎に包まれた凄腕の男はなかなか捜査線上に浮上しない。
今回、「車の運転さえすれば金になる」仕事を得たアールが、自分が運んでいた荷物がドラッグであることを初めて知る瞬間を捕らえた本編映像が解禁となった。側道に車を止めた90歳の老人を気にかけた警官が優しく声をかけるのだが…。
事業で失敗し、家財道具を差し押さえられたアールは、運転するだけで高額な報酬が得られる仕事を紹介される。仕事に疑問を感じながらも、彼は気ままな安全運転でドライブを重ねていく。だが、何度目かの仕事の道中、アールは車を停めてトランクを開け、メキシコ人に託されたボストンバッグの中味を知り仰天する。そこにはビニール袋に詰められた大量の白い粉があった。「ヤバい、こいつはヤバい」と動揺を隠せないアールは、この時初めて自分がドラッグの運び屋を引き受けていた事に気づく。慌ててバッグを閉じるや否や、背後から「どうしました?」と言う男の声が。側道に車を止めた90歳の老人に警官が声をかける。「手を貸します?」と尋ねる警官に、「いや、大丈夫だ」と笑顔を作りやり過ごそうとするが、「何の荷物?」と、警官が問いかける。
パニック寸前のアールは「ピーカンだ。姪に届ける。クソまずいパイを焼く。亭主にもピーカンにも気の毒だよ」と冗談を交えながらごまかそうと、こわばった表情でナッツの袋でバッグを隠す。アールのジョークに警官が微笑む。なんとか逃げおおせたかと思った時、パトカーに乗った警察犬が激しく吠え始める。
運び屋稼業はただのギャンブルだ。
それでも本作の主人公は、“90歳”だから出せる老獪な手札を駆使して頭角を現していく。
「このじいさん、やるな!」と思わず驚いた仰天の実話!
まさに、映画を鑑賞した犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレスのコメントそのままの映像が映し出されるシーンだ。目の前には大量のドラッグ、背後には警官という絶体絶命の窮地を迎えた運び屋は、果たして逃げ切ることが出来るのか。
映画『運び屋』は3月8日(金)より全国公開
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