映画『キャプテン・マーベル』ワールドプレミアが日本時間3月5日(火)、アメリカのロサンゼルスにて開催され、カーペットイベントと合わせて実施されたプレミア上映にて、一般客へ向けてお披露目された。
過去の記憶を失った、謎めく女性ヒーロー“キャプテン・マーベル”を演じる、2015年『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンをはじめ、「アベンジャーズ」シリーズでもおなじみ、若き日のニック・フューリー役サミュエル・L.ジャクソン、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や、『レディ・プレイヤー1』での名演も記憶に新しいベン・メンデルソーンら豪華キャストに加え、本作でMCU初監督を務めたアンナ・ボーデン&ライアン・フレックの2人が登場した。
さらにスペシャルゲストとして、本作のプロデューサー兼マーベル・スタジオのCEOでもあるケヴィン・ファイギや、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)を控えるジョー・ルッソ監督。『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ、『アントマン&ワスプ』のペイトン・リードなど、歴代のマーベル作品を手掛けてきた監督たちや、アカデミー賞で3部門を受賞した『ブラックパンサー』の主演チャドウィック・ボーズマンなど、アベンジャーズシリーズのキャストも駆けつけ、マーベル最重要ヒーローの門出に花を添えた。
会場となったエル・キャピタン・シアターには、各国からのメディアに加えて、キャプテン・マーベルになりきるファンなどが詰めかけ、新たなヒーロー誕生の瞬間を今や遅しと待ち受ける。イベント開始前から熱気を帯びたファンの目の前に、キャプテン・マーベルのトレードマークである星をあしらった艶やかなドレス姿で登場したブリーは、彼らの目線を釘付け。彼女は、カーペット上での写真撮影のリクエストに快く応じ、自身も本作の公開を迎える喜びをかみしめている様子。
ブリーは「3年間もの間、この映画の準備をしてきたので、やっと皆さんにお届けできることがとてもうれしいです!」と、満面の笑み。「キャプテン・マーベルは、とてもパワフルなキャラクターなんだけど、不完全なところも持ち合わせていて、人間味のあるとても素晴らしいキャラクターよ!」と、自身が演じるキャラクターについて語ると、「私は彼女から、自分らしくいることの大切さを学んだの。早く世界中の人々にこの作品を観てほしいわ」と、世界中にメッセージを送る。
これまでのマーベル作品でもおなじみのサミュエルは、これまでにも数多く共演を果たしてきたブリーについて「彼女は、この作品で、とても素晴らしい演技を魅せてくれているよ。みんなのブリーに対する印象もこの作品で変わるはずさ」と絶賛。
また、この作品でマーベル初の女性監督となったアンナも、「ブリーは、とても感受性が豊かで、人間味に溢れている素晴らしい女性だから、キャプテン・マーベルの不完全で傷つきやすい部分も体現してくれたわ。」と振り返り、「だからこそ、キャプテン・マーベルは、誰しもが共感できる素晴らしいキャラクターになっていると思うの」と、ブリーが演じたからこその魅力があるとコメントした。
映画『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国公開
(C)Marvel Studios 2018